イギリスのチャールズ国王が、自身の音楽の好みを反映したプレイリストをApple Musicで公開した。2025年3月10日の「コモンウェルス・デー」を記念して制作された特別番組「The King's Music Room」の一環として発表されたもの。番組では、チャールズ国王自らが選曲した楽曲とその背景にあるエピソードを紹介している。
プレイリストには、ボブ・マーリーやカイリー・ミノーグ、グレイス・ジョーンズといった往年のアーティストから、現代のアーティストであるRAYEやナイジェリア出身のダヴィドまで、多岐にわたるジャンルと時代の音楽が含まれている。国王はこれらの楽曲について「人生を通じて音楽は大きな意味を持ってきた」と述べ、音楽が喜びや記憶を呼び起こし、人々を結びつける力があると強調した。
プレイリストは「Apple Music 1」で3月10日午前6時(英国時間)から放送され、その後もオンデマンドで視聴可能だ。収録の17曲は以下のとおり。
1. Bob Marley & The Wailers “Could You Be Loved”
2. Millie Small “My Boy Lollipop”
3. Kylie Minogue “The Loco-Motion”
4. Al Bowlly “The Very Thought of You”
5. Grace Jones “La Vie En Rose”
6. RAYE “Love Me Again”
7. Daddy Lumba “Mpempem Do Me”
8. Davido “KANTE” (feat. Fave)
9. Miriam Makeba “The Click Song”
10. Jools Holland & Ruby Turner “My Country Man”
11. Anoushka Shankar “Indian Summer”
12. Siti Nurhaliza “Anta Permana”
13. Dame Kiri Te Kanawa “E Te Iwi E (Call to the People)”
14. Michael Bublé “Haven’t Met You Yet”
15. Arrow “Hot Hot Hot”
16. Beyoncé “Crazy in Love” (feat. Jay-Z)
17. Diana Ross “Upside Down