グラビアアイドルの兎月りおさんと、日本を代表するオーバークロッカーの清水氏がコラボする「オーバークロッカーとグラビアアイドルの異色の共演イベント」が25日、オリオスペックで開催された。
グラビアアイドルの兎月りおさんと、日本を代表するオーバークロッカーの清水氏
清水氏指南の元、極冷オーバークロックに挑戦するほか、お約束の液体窒素アイスクリームや液体窒素フォンデュ作りに挑戦した。
ガチでおいしいアイスを
液体窒素で作る!
過去に、極冷マシンでアイスクリームを作った清水氏。今回もマシンを冷やしながら、銅製のCPU冷却カップでアイスを作るのかと思いきや、予想外にもPCをまったく使わない、本格的なおいしいアイスクリーム作りからイベントがスタートした。
以前のイベントを見た人に「おいしくなさそう」「銅の匂いや味がしそう」というコメントをもらい、心を痛めた清水氏。ならば本格的なものを作ろう! ということで、今回はガチでアイス作りに専念することにしたそうだ。
スペックの無駄使い!
極冷OCマシンで日常作業やゲームを楽しむ
アイス作りが終わったところで、いよいよ極冷マシンの出番が到来。今回は「Core i7-5960X Extreme Edition」と「GeForce GTX 980」3枚を使った3waySLI構成のマシンをオーバークロックしていく。
オーバークロックの競技ならば、LANやサウンドを切り離した状態で、OSもWindows XPを使うのが王道なのだが、今回は日常の作業が可能な極冷マシンを目指すということで、スピーカーをつないでネット環境も整え、OSもWindows 7を使用する。
いったいこのマシンを液体窒素でオーバークロックして具体的になにをするかというと、TwitterとFPSゲームだ。日本を代表するアイスクリーマーいや、オーバークロッカーの清水氏らしい、実に愉快な発想だ。
不慮のマシントラブルにみまわれ、イベントは一時中断。電源ユニットから焦げ臭い匂いがしたので、電源を別のものに交換してみたが、マシンは起動せず。どうやらマザーとCPUにもダメージがいっているようだった。やはり極冷状態でFPSゲームは無理があったのだろうか?
しばらく試行錯誤したが、結局マシンの再起動はあきらめ、最後は恒例の液体窒素フォンデュ大会となった。
マシンが動かないので、液体窒素にいろいろなお菓子を浸して食べる「液体窒素フォンデュ」を開催。りおさんがクッキーやマシュマロなど、いろいろなお菓子を凍らせて食べてみる。凍らせたポップコーンがお気に入りだったようだ
会場にひっそりと置かれていた
日本未発売の「Radeon R9 390X」
イベントはGeForce GTX 980を使用していたが、会場にはRadeon R9 390Xも展示されていた。ASUSの「STRIX-R390X-DC3OC-8GD5-GAMING」だ。
台湾のASUS本社から、日本を代表するアイスクリーマーもといオーバークロッカーの清水氏の元に送られてきたもので、まだ日本では発売されていないモデルだ。
後半のマシントラブルでイベントでは使用できなかったため、展示だけとなってしまったが、せめて写真でその勇姿をお伝えしよう。