富士通が日本郵船子会社の情報システム会社「YJK Solutions」の株式51%を取得へ
富士通は1月29日、日本郵船と情報システム業務に関する提携を検討開始したと発表した。
日本郵船の100%子会社で情報システムの開発・運用・保守業務を担う「YJK Solutions」の株式51%を富士通が取得する方向で検討中という。提携の最終合意にいたった場合は、3月末日までに正式契約を締結し、2015年4月1日よりYJKは共同運営会社として業務を開始する。
この提携実現でYJKは、これまで培ってきた海運・物流・港湾運送における業務ノウハウを備えた人材、富士通が持つICTの最新技術や実績を融合させ、高い技術力とマネジメント力を備えたICTサービス企業を目指す。これにより、日本郵船グループに対してこれまで以上にQCDに優れたICTサービスを提供するとともに、外販事業における競争力をより一層高めていくという。