Qualcommは、「2013 International CES」に合わせて、モバイル端末向けプロセッサー「Snapdragon」シリーズの新世代モデルとなる「800」「600」「400」「200」を発表した。最上位となる「Snapdragon 800」の搭載端末は2013年第2四半期を予定している。
Snapdragon 800の特徴としては、Snapdragonと同じクアッドコア、28nmプロセスでありながら、動作クロックを2.3GHzまで向上。また、GPUは「Aderno 330」を搭載しており、現行世代の「Aderno 320」と比較して、2倍の性能を提供するとのこと。
内蔵のLTEモデムも新世代となり、LTE カテゴリー4に対応。20MHz幅で利用する際は下り最大150Mbpsの速度に達する。LTEでは、複数周波数帯を束ねて、1つの高速回線として利用するキャリアアグリゲーションが利用可能。さらにUSB 3.0、IEEE802.11acの無線LAN、2560×2048ドットまでの画面解像度、Miracast(無線LAN経由のディスプレー出力技術)によるフルHD解像度のディスプレー出力にも対応した。
基調講演ではSnapdragonが提供するCPUパワーとコンテンツの数々を紹介。タブレットで楽しめるコンテンツとして、NASCAR中継を紹介。スプリントカップ王者のBrad Keselowskiも登場した