ノートからシンクライアントまで
米ヒューレット・パッカードは27日、自社の新製品発表を兼ねたプライベートショー「Touch the future.Now.」を中国・北京で開催した。
ここで発表されたのは、コンシューマー向けが6種類、ビジネス向けが3種類。内訳はノートが3種類で、デスクトップが6種類である。
コンシューマー向けとなるのは、AMD Athlon NEOデュアルコア・プロセッサーで武装したノートPC「HP Pavilion dv2」、なんと最低価格299ドルのNetbook「HP MINI 110」、新デザインのデスクトップを「Compaq Presario CQ3000」「HP Pavilion Slimline s5000」「HP Pavilion Elite e9000」の3種類と、一見「モニター?」と思わせる全部入りオールインワンPC「HP Pavilion MS200」の6機種。
ビジネス向けには、テンキー付きフルサイズキーボードと16:9のワイド液晶ディスプレーを備えたノートPC「HP ProBook」シリーズ、省電力かつ80%がリサイクル可能なグリーンPC「HP dx2810 Special Edition」、クラウドベースで従来のPCよりも60%のエネルギー消費を削減できるシンクライアント「HP t5730w」の3機種が新登場する。
この発表会は、アジア・パシフィック地域を対象としているため、残念ながらすべてが日本で発売されるとは限らないが、特にNetbookは日本でヒットしそうな予感。ノート、デスクトップを問わず、どのPCも黒色をベースに、ダウンサイジング、省スペース化がされており、日本の住宅事情でも安心して使えそうだ。
「HP MINI 110」 MINIシリーズはつい先日「Vivienne Tam」とコラボレーションして、女性向けPCをリリースしたが、これも女性に受けそうなデザインというか、女性が持っていると似合いそうだ
各PCの詳細・スペックなどは、開発者インタビューも交えて追ってレポートする。