日立グローバルストレージテクノロジーズ(HGST)から、これまでの400GBを大きく上回る容量500GBの3.5インチHDD、「HDS725050KLA360」が登場した。
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現在流通している3.5インチHDDでは最大容量となる“Deskstar 7K500”シリーズ「HDS725050KLA360」 |
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容量的にまだまだ割高。ちなみに昨年4月に初登場のHGST製400GBは、初値5万2800円だった |
“Deskstar 7K500”シリーズは、現在流通している3.5インチHDDでは最大容量となる製品。インターフェイスはSerial ATA IIとUltra ATA 133の2モデルが用意されており、今回発売された「HDS725050KLA360」はSerial ATA II対応モデルとなる。主なスペックは、回転数7200rpm、平均シークタイム8.5ms、ディスク枚数5、バッファ容量16MB(Ultra ATA 133モデルは8MB)。また、アイドル動作時の騒音レベルは31dB、アイドル時の消費電力は9.6W(Ultra ATA 133モデルは9W)となる。
価格はアークとBLESSで4万9990円。容量的にまだまだ割高感は否めないが、2台搭載するだけで1TBが実現可能なこのHDDは注目といえるだろう。なお、400GBを搭載する製品はHGST“Deskstar 7K400”シリーズやSeagate“Barracuda 7200.8/SATA”シリーズなどがすでに販売されている。
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型番シール。2台搭載するだけで1TBが実現可能だ | | 裏面。ディスク枚数5を実現している |
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