Corsairから、動作しているメモリの電圧やアクセス状況などを付属のLEDディスプレイに表示するというユニークなメモリ「XMS Xpert」が登場した。同社からは、アクセス状況によりメモリ上部に設けられたアクティブライトが点灯するというメモリ「CM2X512-5400C4PRO」が販売されていたが、その機能を1歩も2歩も進化させている。
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動作しているメモリの電圧やアクセス状況などを付属のLEDディスプレイに表示するというユニークなメモリ「XMS Xpert」 |
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LEDディスプレイをメモリにセットすると、写真のように直角になる |
PC3200に対応しており、Latencyは2-2-2-5。512MBのモジュールが2つ同梱されている。メモリの上部には付属のLEDディスプレイを接続するための端子が用意されており、LEDディスプレイをメモリに対して直角にセットする。
LEDディスプレイには英数字10文字を表示可能。本体に電源を投入すると、まず“CORSAIR XPERT SERIES”と表示され、メモリモジュールの番号やメモリの動作周波数/電圧/温度が次々と表示される。文字を表示するLEDパネルの横には、メモリへのアクセス状況を1~12段階で表示するためのメーターも装備。付属ソフトの「Memory Dashboard」を使用することで、LEDに表示される動作周波数/電圧/温度の単位を変更可能となっており、動作周波数は0.1/0.01MHz、電圧は0.1/0.01V、温度は0.1/0.01℃のそれぞれ2種類の単位で設定できる。またこのソフトから、LEDディスプレイ上に表示されるテキストメッセージを編集可能。半角英数字を最大23文字まで設定でき、そのメッセージを電光掲示板のように右から左へ流れるように表示できる。サイズは、LEDディスプレイを接続した状態で137(W)×20(D)×54(H)mm。価格はUSER'S SIDE本店で6万690円。
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LEDディスプレイには、写真のようにメモリモジュールの番号やメモリの動作周波数/電圧/温度などが表示される | | LEDディスプレイ上に表示されるテキストメッセージを編集できる編集ソフト「Memory Dashboard」 |
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