フツーに映画の有名なセリフをググると、ものすごい量の結果となる。目的の情報をズバっと見つけるためには検索方法も少し工夫しよう
GWにこのページを見ているあなたに贈る、ちょっとお得な検索テク
GW(ゴールデンウィーク)もすっかり後半だ。飛び石連休ということもあり、きっと今頃は世の中の人の半数ぐらいは行楽地にも行かず、お家で暇つぶしに「オリンピック オグ●オ」とかをググっている(はずだ)。そこで、本日から3回に分けて、さまざまな場面で活用できるウェブの検索テクを伝授しよう!
第1回はキーワード検索に関する一歩進んだ検索テクニックを、実例を挙げて紹介する。
「夏」のオリンピック情報だけ調べたい!
8月に開催される北京オリンピックを前に、過去の「夏季オリンピック」の情報をいろいろと調べたいと思っている人も多いはず。しかし、その情報のノイズになるのが「冬季オリンピック」だ。「オリンピック」で検索すると約120万件の情報が見つかるものの、関係ない情報も大量にヒットしてしまう。特定のオリンピックだけ調べたいなら、開催地をキーワードに追加すればよいが、過去すべての夏季オリンピックについての情報を調べたいならちょっとしたテクが必要になる。
例えば「夏季オリンピック」だと約8万7100件、「オリンピック 夏季」だと約22万3000件がヒットする。確かに夏季オリンピックについての情報が見つかるが、「オリンピック」の120万件と比べると絞り込みすぎている感じもする。これは「夏季オリンピック」のことを「オリンピック」と記述する場合が多く、これらのサイトがヒットしていないためだ。そんなときは「オリンピック -冬季」と入力してみよう。
検索窓に入力するキーワード
オリンピック -冬季
これは、「オリンピック」の結果から「冬季」というキーワードを含まないページを探す「NOT検索」と呼ばれる機能。結果は約77万7000件。一般的に冬季オリンピックを指す場合は「冬季」を外さないので、高い確率で夏期オリンピックに関する内容が見つかるようになる。「オリンピック 冬季」の結果が約39万7000件なので、だいたい計算は合う。「数学」や「科学」などのオリンピックを外すために、これらの単語を入れてもいい。
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