昨日26日にNVIDIAから発表されたばかりの新型チップセット“nForce 680i LT SLI”を搭載するLGA775対応マザーボード「MB-N680-ILT9」がXFXから早くも発売となった。
昨日26日にNVIDIAから発表されたばかりの新型チップセット“nForce 680i LT SLI”。“nForce 680i SLI”の下位モデルとなるチップセットでPCI Express x16スロットが3→2、メモリがDDR2-1200対応→DDR2-800対応などが主な変更点となる
“nForce 680i LT SLI”は、ご存知“nForce 680i SLI”の下位モデルとなるチップセットだ。NVIDIAウェブサイトや今回発売された「MB-N680-ILT9」のパッケージには、上位モデル“nForce 680i SLI”との比較表が掲載されている。それによるとPCI Express x16動作x2のSLI+x8動作の物理演算カード用PCI Express x16x1というPCI Express x16スロット3本構成から、単純にPCI Express x16動作x2のSLIをサポートするPCI Express x16スロット2本構成に変更。メモリもDDR2-1200対応からDDR2-800対応になったほか、ギガビットイーサネットも2→1、USB2.0も10→8へと削減。ただFSBが最大で1333MHzまでサポートされる点は“nForce 680i SLI”と変りは無いという仕様となる。
同チップセット搭載マザーボードとしても、またXFXブランドのマザーとしてもおそらく今回が国内初登場となる「MB-N680-ILT9」は、ご覧の通りいわゆるNVIDIAリファレンスの純正製品となる。基板はx8動作の物理演算カード用PCI Express x16の空きパターンが確認できるなど、おそらく“nForce 680i SLI”搭載モデルの純正製品と同じものを採用。North-South bridge間にヒートパイプを採用していた冷却機構もファン搭載に変更されるなど、廉価モデルという印象を随所に感じる仕上がりとなっている。
主な仕様をまとめると、拡張スロットがPCI-Express x16×2(x16動作×2)、PCI-Express x1×2、PCI×2。メモリはDDR2 DIMM×4(DDR2-800/667/533、最大8GB)で、ギガビットイーサネットやIEEE1394、8chサウンド、Serial ATA II×6(RAID 0/1/0+1/5対応)、Ultra ATA 133×2などをオンボードするというもの。価格および販売ショップは以下の通りだ。
価格 | ショップ |
---|---|
XFX「MB-N680-ILT9」 | |
¥26,223 | クレバリー1号店 |
¥27,090 | USER’S SIDE本店 |
¥27,780 | TWOTOP秋葉原本店 |
¥27,800 | アーク 高速電脳 BLESS秋葉原本店 TSUKUMO eX. フェイス ツクモパソコン本店II |