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郵便局アプリ/ ゆうID/デジタル発券機

「みらいの郵便局」構想の⼀環として⽇本郵政グループが推進する4つの施策—「郵便局アプリ」「ゆうID」「デジタル窓⼝」「顧客管理基盤」の企画・デザイン、UI/UX設計、開発を総合的に担当しました。「郵便局アプリ」「ゆうID」施策では、既存のアプリと会員基盤を⼀新し、従来の機能を踏襲しつつ機能整理を⾏い、使いやすく、直感的で利便性に優れたアプリ・システムを構築しました。「デジタル窓⼝」施策では、郵便局窓⼝の業務プロセスを⾒直し、アプリを通じた整理券発⾏、呼び出しサイネージ、窓⼝側の呼び出し管理システムの導⼊により、郵便局を訪れるお客様の体験を⼤幅に向上させました。
さらに、「顧客管理基盤」施策では、お客様の利⽤状況を効果的に分析し、サービスの質を⾼めるための基盤を確⽴しました。

郵便局のサービスを1つのアプリで完結させる「郵便局アプリ」
郵便局のサービスをアプリ1つで完結させることを⽬指し、「郵便」「貯⾦」「保険」のうち、まずは「郵便」のサービスを便利に使える郵便局アプリを実現しています。追跡・再配達、郵便局・ATM検索、送り⽅検索からの送り状作成など、⽇本郵便様がで提供している機能に加え、公式として初となるポスト検索や、デジタル発券機と結びついたアプリからの整理券発券など、デジタルとリアルの両⽅の観点から必要となるベーシックな機能を提供しています。これらの機能をユーザが迷うことなく使えるよう、ユーザ⽬的ごとに情報を集約し、必要な機能に到達したら最短で⽬的を達成できるようなUXを実現しています。
会員数1000万人の会員認証システム構築・移行
ゆうIDのシステムおよびデータの移行を行い、既存ユーザーが新しいプラットフォーム上でシームレスに利用できるようにしました。この過程で、機能実装と移行プロセスを丁寧に実施しました。機能面では、既存の機能を踏襲しつつ、よりシンプルで使いやすいUIへの刷新を実現しました。さらに、2段階認証方式の拡充、プラットフォームアプリと連携した住所録機能とお気に入り機能の追加により、利便性とセキュリティを向上させました。移行プロセスではユーザーのデータセキュリティとプライバシーを最優先事項として、最新の暗号化技術の使用や移行リハーサルを重ねることで、ユーザーデータの安全性を確保しながら、システム間の移行をスムーズに行うことができました。今後は、日本郵政のあらゆるサービスを一つのIDでシームレスに利用できるように、継続的な機能追加と改善を行っていく予定です。
効率化と顧客体験の向上「デジタル窓口」
来店〜退店までをスムーズにご案内するためのアプリケーションを作成し、顧客体験のボトムアップに貢献することを目的としています。お客様のご来局時に、来店目的の選択や、混雑状況を直感的に把握でるインターフェースを導入した受付用の「発券機アプリ」混雑状況や、呼び出し状況が一目で把握できる「順番掲示板アプリ」お客様の来店目的が事前に知ることで、より円滑なご案内や、細部にまで気を配った対応が可能となった「呼び出し管理アプリ」を実装しました。さらに、「発券機アプリ」で発券された整理券に印字されるQRコードを読み取ることで、「自分が後何組目か?」が一目で分かる機能や、メールアドレスを登録していただくことで、お呼び出し前にメール通知が届く機能も追加したことで、混雑時は一時的に外出することもでき、郵便局での体験をより有益で心地良いものにすることが可能となりました。

導入実績

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