阪神木浪聖也が取り組む4つのルーティンとは? キャンプ絶好調の秘密に迫る

復活を目指す虎戦士を追いかけました。阪神木浪聖也内野手(30)は沖縄・宜野座キャンプの実戦6試合で打率5割と結果を残しました。キャンプではフリー打撃前のティー打撃に人一倍時間をかけ、フォーム改造に取り組んでいました。昨季は打率2割1分4厘と不振を極めた背番号0に日刊スポーツ虎番が取材。キャンプのある1日に密着しました。

プロ野球

◆木浪聖也(きなみ・せいや)1994年(平6)6月15日生まれ、青森県出身。青森山田ではDeNA京田とチームメート。亜大では1年秋と3年秋に神宮大会優勝。ホンダでは1年目から二塁、三塁を守り、2年目から遊撃に定着した。18年ドラフト3位で阪神入り。背番号0。今季推定年俸は6500万円。179センチ、81キロ。右投げ左打ち。

人一倍時間をかけてティー打撃に励む

人一倍時間をかけてティー打撃に励む

1球を打つまでにかける時間が明らかに長い

ランチ特打が終わった午後0時30分。宜野座キャンプのメイングラウンドで打撃練習が始まった。

木浪はティー打撃をスタート。1、2、3…。時間を計測すると1球を打つまでにかける時間が明らかに長い。他の選手と比べて3倍近い時間を費やす。

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