5年前の豪雨で流失した球磨村の沖鶴橋の復旧工事が完了し、地元の住民らが新たな橋の通り初めをして完成を祝いました。
2020年の7月豪雨では人吉市から八代市までの球磨川やその支流に架かる10の橋梁が流失。現在、国の権限代行による災害復旧工事が進められています。
このうち球磨村渡の長さ182メートルの沖鶴橋について新たな橋の架け替え工事が完了し、16日完成式がありました。
式では、関係者がテープカットをした後、地元の園児を先頭に住民らが笑顔で橋の通り初めを行い開通を祝いました。
【地元の住民】
「(豪雨後は迂回して)山越えで話しにもならなかった。今はありがたい」
7月豪雨で流失した橋の復旧が完了したのは人吉市の西瀬橋に続き2カ所目となります。