東北新幹線の「はやぶさ」と「こまち」の連結が走行中に外れたトラブルを受け、連結での運行を中止していた東北新幹線は14日、8日ぶりに連結運転を再開しました。
JR仙台駅のホームでも14日午前9時半ごろ、連結して東京へ向かう「はやぶさ・こまち10号」が確認できました。
このトラブルは今月6日、都内を走行していた「はやぶさ」と「こまち」の連結が外れ、緊急停車したものです。原因は「こまち」側に電気的な異常が発生し、連結器を分けるレバーが動いたためとみられています。
トラブル直後に撮影されたJR東日本提供の映像には、停車後も「こまち」の連結器が動き続ける様子が映っていました。
東北新幹線はトラブルを受け、秋田新幹線「こまち」と山形新幹線「つばさ」との連結運転を中止しました。JR東日本は、運転席にある列車を分離するレバーを金具で固定する対策をとり、おととい盛岡駅から仙台駅の間で試験走行を行い、安全性を確認していました。
連結運転は14日から順次再開し、翌15日から所定ダイヤでの運行を再開するということです。