嘉手納基地から発生する爆音の実態を把握するため、13日航空機の目視調査が実施されました。
13日の調査では戦闘機が離陸した際に聴覚機能に異常をきたすとされる106デシベルの騒音が記録されました。
目視調査は嘉手納町の住民等でつくる嘉手納町基地対策協議会が毎年行っているもので、航空機の種類や離発着の状況、騒音などを記録しています。
嘉手納飛行場では朝から輸送機、MC‐130が飛び立つ様子が確認されたほか、外来機のアメリカ海軍のオスプレイ、CMV‐22の飛来も確認されました。
ステルス戦闘機のF‐35が離陸した際には聴覚機能に異常をきたすと言われる106デシベルの騒音が記録されました。
嘉手納町基地対策協議会 上地安重会長:
(毎年)今年はちょっと良くなったかなという期待を込めてやっているのですが、きょうはご存じのように106デシベルという恐ろしい数字が出たことに対してびっくりしています、腹が立ちますね
基地対策協議会では、騒音の軽減に向けて今回得られたデータを嘉手納町と共有していくとしています。