3月13日からみやぎ生協の各店舗で、あせらず、安心して会計することができる、その名も「ゆっくりレジ」が本格的に導入されました。周りの目を気にしなくても大丈夫と、店員が心配りをしてくれる専用のレジです。実際に体験してきました。

西ノ入菜月アナウンサー
「こちらはみやぎ生協です。お買物された方が続々とレジを利用していますが、そのうちの一つゆっくりとゆったりとお会計ができるゆっくりレジがあります。きょうから本格導入されました」

さて一体、どんなレジなんでしょう?さっそく体験してみました。

店員
「いらっしゃいませ、コープカード(組合員証兼ポイントカード)はお持ちですか?」

西ノ入菜月アナウンサー
「ポイントカード持っていないです。ポイントカードを持っているかどうか目を合わせて聞いて下さいました」

西ノ入菜月アナウンサー
「小銭を使って…」

細かいお金を取り出すとき、どうしても焦ってしまいますよね。でも、ゆったりレジ担当の「いわさ」さん、マスクで口元は見えませんが、にこやかに急かすことなく待ってくれましたよ。

西ノ入菜月アナウンサー
「あ、領収書も…ゆったりとお会計をしていただけました。後ろにお客さんが待っていましたが、心理的にも安心しながら焦らずに対応していただいた。これはいいですね」

じつは去年から試験導入を始めていました。

みやぎ生協店舗運営本部 中田開基本部長
「小銭の出し入れや、かばんから財布を取るのに時間がかかる、会計の時に少し時間がかかってしまうという人がいることが分かった。ゆっくり会計しても安心して買い物ができるのではないかと思い導入した」

お客さんの反応は…

利用客
「いいんじゃない?特に年寄りには」
「どこか焦ってしまう。待たせたら悪いなとか。すごくゆったり、ここはいいなと思って落ち着いてレジに来ています」
「急いでいる人はセルフレジとか選べるようになるので、私はセルフレジは苦手だから人がいるレジに並ぶけど、いろいろな選択肢があってすごく優しいなって思う」

ゆっくりレジはみやぎ生協47店舗で導入されています。

仙台放送
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