2024年、伊豆諸島沖で海上自衛隊大村航空基地所属のヘリコプターを含む2機が墜落した事故で、海上自衛隊は機体の主要部を引き揚げ、複数の遺体を確認したと明らかにしました。
2024年4月、海上自衛隊の「SH―60K」哨戒ヘリ2機が伊豆諸島沖で夜間訓練中に衝突して墜落し、2機の機体は深さ約5500メートルの海底に沈みました。
遠隔操作型無人潜水機が投入され、深海の機体にワイヤを掛けて11日に1機、12日にもう1機を引き揚げました。
また、機体の中や付近などから「複数の遺体」が見つかりました。
搭乗していた隊員8人のうち、これまで1人の遺体が確認され、7人は見つからないまま死亡と判断されていました。
墜落したヘリ2機のうち1機は、大村航空基地に所属していました。