生成AIを活用し買い物を支援する全国で初めてとなるサービスです。3月13日から、試験的な運用が坂出市と宇多津町で始まりました。

プレオープンしたのは、インターネット上の買い物支援サービス、「こんにち商店」です。スマートフォンなどで生成AIの「チャットGPT」と会話しながら食料品などが購入でき、商品は自宅まで届けられます。

(こんにち商店デモ)
「何をお求めですか?」
「タマゴ」
「タマゴならこんなんあります」

他にも、「食べたいもの」などを伝えるとAIがメニューや食材を提案してくれます。システムを開発した企業によりますとAIを活用した対話型の買い物支援サービスは、全国でも初めてということです。

事業を行うのは坂出市のケーブルテレビ局「KBN」などで、2023年11月から一部地域で実証実験を行ってきましたが今回は、島しょ部を除く市内全域と宇多津町に範囲を広げています。

また、JA香川県などと連携し商品の数を増やしていて、配送手段や清算方法など本格運用に向けた課題を洗い出します。

(KBN 北村昌士社長)
「長い階段や山道を歩かずして商品が届くのがメリット」
(JA香川県 村川進理事長)
「(これまでは)いくら出荷したらいいのか売れるか売れないか不安なところがあった今回のスキームでは注文を受けているので非常に安心感がある」

「こんにち商店」は、2025年8月から本格的な運用が始まる予定です。

岡山放送
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