JR四国と台湾で地下鉄などを運行する台北メトロは3月12日、鉄道の相互利用の促進などを目的とする友好協定を結びました。
高松市のJR四国本社で行われた調印式では、四之宮和幸社長と台北メトロの黄清信社長が協定書にサインし、四之宮社長が「積極的に連携を行い、交流人口のさらなる拡大に努めたい」と話しました。
協定では、鉄道の相互利用の促進や情報発信などに取り組むとしていて、それぞれの主要な駅のデジタルサイネージで観光地をPRする動画を上映するなどとしています。JRと台北メトロが協定を結ぶのは、今回が初めてです。
(JR四国 誘客戦略室 上田純子室長)
「(四国には)とりわけ台湾からの観光客が多く来ている。観光・歴史・グルメ、いろんな魅力が四国には詰まっているので、ぜひ何度も来てもらいたい」
12日は、愛媛県の松山駅と台北市の松山駅の間でも姉妹駅協定が結ばれました。