愛媛県西条市の鉄工所で去年10月、屋根の工事の最中にクレーンが倒れ作業員3人が大ケガなどをする事故が発生しました。この事故を巡り危険を防止する措置を怠るなどした疑いで、新居浜市と香川県の建設業者2社が12日に書類送検されました。

労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されたのは、ともに建設業で香川県高松市の「アムロン」と役員の男性(54)、新居浜市松原町の鈴木産業と役員の男性(62)です。

この事故は西条市港の鉄工所で去年10月5日に発生。アムロンが下請けの鈴木産業が屋根の工事のため移動式クレーンの運転をさせていたところ、屋根の材料の荷揚げの最中に転倒。足場が崩れて別の会社の作業員3人が高さ約10メートルから転落し胸の骨を折る大ケガなどをしました。

新居浜労働基準監督署によりますと、アムロンはクレーンの配置などの計画を作らなかった疑い、鈴木産業はクレーンの転倒を防ぐ措置を講じなかった疑いがもたれています。

2社は松山地検に書類送検され、容疑の認否は明らかにされていません。

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テレビ愛媛
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