8月24日(土)と25日(日)、つくば市最大の夏祭り、「まつりつくば」が開催され、つくばセンター広場、大清水公園など、つくば駅周辺では、コンサート、大道芸フェスティバルなど、さまざまな催しが行われた。
毎年8月下旬に行われる「まつりつくば」は1981年に初めて開催され、今年で43年目となる。
24日午後16時から、土浦学園線の一部が通行止めとなり、オープニングパレードが行われた。つくば市長(大会本部長)がパレードの開始を告げた。
パレードの最後尾に法輪大法天国楽団が帯同し、金管楽器が奏でる明るい旋律と太鼓が叩き出すリズムが街行く人の注目を集めた。天国楽団は2005年に法輪功学習者によってニューヨークで設⽴された。現在、⽇本のほかに台湾やヨーロッパ諸国など⼗数か国に分団をもち、世界各地のイベントやパレードに参加している。
法輪⼤法は、 法輪功(ファールンゴン)とも呼ばれ、中国の伝統的な健康法の⼀種である。真・善・忍という価値観に基づいて、⽇常⽣活の中で実践することにより、⼼⾝共によりよい状態をもたらし、今や世界中で100以上の国の⼈々に愛好されている。
パレード演奏を聞いた、つくば市民の高見義隆さんは、天国楽団の演奏が気に入った様子で、「結構いいですね。楽団とかオーケストラとかが好きです」と述べた。
つくばセンター広場のまんぷく広場と第二会場の大清水公園では、つくば市のグルメや特産品が盛りだくさんで、多くの人々で賑わっていた。
中央公園の「ふれあい広場」では、福祉団体、ボランティア団体が活動を紹介し、出店もたくさん出ていた。
毎年、「まつりつくば」を楽しみにしており、見に来るのも今年で10回目だという青木さんは「やっぱり素晴らしい」と語った。青木さんが一番楽しみにしているのは夕方から始まるねぶただ。
夕方17時30分すぎ、1985年に制作されたつくば万博の山車も含む「ねぶた」9基が登場した。午後18時、雨引観音、アイヌの反乱などをテーマにしたねぶたが点灯し、見物客が一斉に歓声を上げた。
25日、夕方には、国内最大級の「万灯神輿(みこし)」が登場した。
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