最近では竜巻が発生するなど、普段からの備えが重要になってきます。というわけで今回は、
震災など非常時に備えるスマホアプリをご紹介。定番アプリを中心に集めてみました。ぜひ参考にしてください。
ゆれくるコール
ゆれくるコールは、緊急地震速報通知アプリ。地震発生時、設定した予測地点に到達する震度と時間を通知します。アプリを起動していなくても、通知を受信してくれます。
スマホにも緊急地震速報機能がついていますが、「肝心な時に鳴らなかった」という人も中にはいると思います。念のため、このゆれくるコールも設定しておくと安心です。
防災情報
こちらはYahoo! JAPAN提供によるアプリ。避難情報が発令された時や、地震が起きた時、気象警報が出された時にプッシュ通知してくれます。
このアプリの長所は、複数地点の情報を登録できる点にあります。職場、自宅、子供の学校がある地域などを設定しておけば、緊急時にもすぐにプッシュ通知で教えてくれます。
高台サーチ
こちらは、現在いる場所の標高を教えてくれるアプリ。現在地から最も近い高台も同時に表示してくれるので、万が一津波に遭った状況でも高台に逃げることができます。このアプリがあれば、旅行先だったとしても安心です。
もし津波情報を受け取ったら、このアプリを使って率先して周りの人を誘導しましょう。それがガジェットを持つ者としての義務だと思います。
避難所ナビ
このアプリは、災害発生時に現在地周辺の避難所を最大「5つ」まで特定し、その方向と概算の直線距離をリアルタイムで表示してくれるアプリです。通信障害などにより完全オフラインな環境となった場合でも使えるのがポイント。
私は2011年の地震当時、土地勘の無い東京で避難所を探すのに苦労した記憶があります。このアプリを入れておけば、とりあえずは近くの避難所を探すことができるので安心です。
ダウンロードはこちら (iOS版のみ)
イマドコ送信
こちらはそのアプリの名の通り、現在地を相手に知らせることができるアプリ。アプリを起動するとGoogleMapが起動。「イマドコにいるのかをメールで送信」というバナーをタップすると、GoogleMapのURL付きのメールが開きます。あとは宛先を入れるだけで、相手に自分の現在地を伝えることが可能です。
このアプリは非常時ではなくても、たとえば友達と待ち合わせる際に相手に自分の場所を知らせることができて便利。飲み会、デート、登山など、様々なシチュエーションで役立つアプリです。
以上、5つのスマホアプリを紹介しました。一部有料のものもありますが、身の安全と数十円を比較衡量すれば、自ずと前者を優先したいと思うはずです。ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?
おまけ:震災時に役立ったTwitterアカウント
震災時に役立ったツールで忘れてはならないのが『Twitter』です。私は震災当時、福島・仙台の親族とTwitterで生存確認をしていました。その他、首都圏の路線情報などもTwitterで情報収集するなど、Twitterは非常時にかなり使えるツールだと確信しました(もちろんデマもありましたが)。以下に、当時役立ったTwitterアカウントをまとめます。ぜひこちらも参考にしてください。
参考:震災で役立ったサイトImage by:Thinkstock
(近藤恭介)