14日夜(現地時間)、ニューヨークのチェルシーにあるAppleストアを訪れた人たちは、想定外のサプライズを目にした。なんとそこにはプーチン大統領が、妊娠したドナルド・トランプ大統領を抱擁する巨大な画像が映し出されていたのだ。
この画像が映し出されたのは、15番ストリートと9番アベニューの交差点にある建物の横側。チェルシーのAppleストアがある場所だ。
バレンタインデーに行われたこの派手な宣伝は、「Hater」というマッチングアプリを運営する企業によるもの。「Hater」は「Tinder」のようなデートアプリで、ユーザーの「嫌いなもの」に基づいてデート相手をマッチングする。トランプ大統領とプーチン大統領の画像は「Hater」のハートを逆さにしたロゴの隣に映し出され、そこには企業のタグである「Love Through Hate(憎しみを通して愛を)」が添えられた。実際、現在20万人以上いる「Hater」ユーザーの80%近くは、トランプを「大嫌い」と言っている。
「世間の緊迫感は強いですよ。どちらの側につこうとも」「Hater」の創業者でCEOのブレンダン・アルパー氏は、Business Insiderにメールを通じて述べた。
「僕らはただみんなを笑わせようとしているだけ。ユーモアを通せば、"ヘイト"も"ラブ"に変わる」
画像が映し出されたのはチェルシーだけではなかった —— 「Hater」は同じ画像をニューヨークの他の場所でも映写していた。2つ目は、14番ストリートと8番アベニューの角、地下鉄の駅の隣にあるCVS(アメリカの薬局・コンビニエンスストア・チェーン)に。
3つ目はブルックリンのウィリアムズバーグ地区、ノース6番ストリートとウィズ・アベニューの交差点に表示された。
[原文:Here's a giant image of Putin caressing a pregnant Trump projected on a New York Apple store]
(翻訳:Wizr)