ブドウ狩りが兵庫県淡路市野島常盤の観光農園で始まり、観光客らが秋の味覚を楽しんでいる。

　同農園では、常盤観光ぶどう組合が約3.5ヘクタールで「マスカット・ベーリーA」や「ピオーネ」などを栽培し、その一部でブドウ狩りが行われている。

　福岡市早良区から訪れた鑓水（やりみず）香月さん（27）は「甘くておいしい。子どもも喜んでパクパク食べていた」と笑顔で話した。真野康夫組合長（67）は「雨が少なく日照りが続いたので、糖度が上がり甘いのが出来た。ぜひ味わってほしい」と話す。

　ブドウ狩りは10日ごろまでで、なくなり次第終了。1時間の制限で食べ放題。入園料は11歳以上1100円、4～10歳900円。3歳以下は無料。開園は午前9時～午後4時。別料金で持ち帰ることもできる。問い合わせは真野さん（0799・82・2653）。