警察官として震災を経験していない若手が増えるなか、厳しい状況下でも安全に活動するための訓練が行われました。

北秋田警察署では若手の警察官およそ２０人を対象に、災害時にどんな装備や資機材が必要でどのように使うかを確認する訓練を行いました。普段使う機会が少ないチェーンソーや発電機、水害のときに使用するボートや救命胴衣を使い注意点などを確認しました。訓練に参加した若手警察官の中には、東日本大震災のときには小学校入学前だった人もいます。１４年が経って警察官となったいま、経験不足でわからないことがないよう訓練を重ねて命を守る行動につなげます。北秋田警察署の管内では大雨による水害が３年連続で発生していることもあり、今後も様々な災害や被害を想定して訓練を行い備えを強化したいということです。