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Web標準の教科書 単行本 – 2005/7/7

5つ星のうち3.3 51個の評価

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購入オプションとあわせ買い

“Web標準”とは、Web上で標準的に利用される技術の総称です。Webサイトをより多様な環境に対応させ、誰にでもアクセスできるようにするには、この概念が必要不可欠だといえるでしょう。
具体的には、XHTMLやCSSを使用して構造と表現を分離する、クロスブラウザなデザインを実現する、アクセシビリティに関するガイドラインを順守するなどが求められますが、それには、サイト制作や運用を根底から見直すことが必要になるかもしれません。

では、Web標準に準拠することのメリットは何でしょう? 環境を問わず誰でもアクセスしやすくなることはもちろん、XHTML+CSSをうまく組み合わせればムダなソースをダイエットすることができます。また、サイトの構造を明確にすることで、SEOの面でもアクセスアップにつながります。
構造的に正しいWebサイトを制作することは、閲覧者と制作者の両者にさまざまなメリットをもたらしてくれるのです。

メディアとしてのWebサイトが生活のさまざまな場面で活用されている現在、サイト制作者は利用者のブラウザの種類や回線速度、身体的状況など、さまざまな要素について配慮をしなければなりません。
本書でWeb標準を導入して、一歩先行くWebサイトを実現してください。
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商品の説明

著者からのコメント

Webがわれわれにとって身近な情報リソースとなってしばらく経ちます。HTMLに代表されるWeb制作言語は、昔は制作者だけが知っている特殊な技術でしたが、今は多くの人が積極的に身につけ、自身のWebサイトやブログの制作・運営に生かしています。
このようにWebに関する知識がボトムアップするなか、何が標準的なWeb技術なのか、つまり「Web標準」について多くの人が興味を抱いています。アクセシビリティやSEO、互換性や相互運用性など、Webのポテンシャルを最大限に生かそうとすると、結局「Web標準」に行き着くことに気づいている人もいるでしょう。Web標準に準拠して正しいWebページをつくることは、もはや「守り」ではなく「攻め」なのです。

Web標準に対する誤解として「味気ないWebページしかつくれないのではないか」というものがあります。しかし、あらゆるスポーツには厳格なルールがありますが、スポーツが「創造的でない」という意見を聞いたことがないのと同じように、正しいルールに基づいたWeb制作によって創造力が損なわれ〓るということはありません。
私はよく、Web標準は「キャンバス」のようなものであり、技術をどう組み合わせるかがその「サイズ」と考えたらどうか、という話をします。それによって、時間や労力を最小化できるだけでなく、創造力という名の「絵の具」や「絵筆」を作品に集中させることができるからです。

本書では、Web標準のフロントエンド技術である「XHTML」と「CSS」を中心に、正しいWebページのつくり方を説明しています。ただし、単なる仕様の解説ではなく、常に「実際にどう生かせるか」という観点から実践的な説明を随所に盛り込んでいます。

著者について

益子 貴寛(ましこ・たかひろ)
1975年生まれ。早稲田大学大学院商学研究科修了。大学院在学中の1999年5月にWebリファレンス&リソース提供サイト「CYBER@GARDEN」を立ち上げる。一般企業に就職後もWebデザイン誌での執筆やW3C(R)仕様書の翻訳活動を続け、2003年5月にWebプロデューサーとして独立。(X)HTML、CSS、XMLアプリケーション、アクセシビリティ、Webトレンドに関する執筆・講義など多数。著書に『伝わるWeb文章デザイン100の鉄則』(秀和システム)。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 秀和システム (2005/7/7)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/7/7
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 607ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4798010928
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4798010922
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち3.3 51個の評価

著者について

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益子 貴寛
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1975年、栃木県宇都宮市生まれ。早稲田大学大学院商学研究科修了。株式会社まぼろし 取締役CMO。株式会社サイバーガーデン 代表取締役。WebサイトやWebサービスのプロデュース、企画・制作、コンサルティング、Webテクノロジー関連の執筆や教育活動などに従事。

社団法人 全日本能率連盟登録資格「Web検定」プロジェクトメンバー。CSS Nite、宣伝会議などでスピーカーや講師を務める。元・金沢工業大学大学院工学研究科 知的創造システム専攻 客員教授。

主な著書に『Web標準の教科書』(秀和システム)、『現場のプロから学ぶXHTML+CSS』(共著、マイナビ)、『ウェブの仕事力が上がる標準ガイドブック(Web検定 公式ガイドブック)シリーズ』(監修・執筆、ワークスコーポレーション)など。

カスタマーレビュー

星5つ中3.3つ
51グローバルレーティング

この商品をレビュー

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お客様のご意見

お客様はこの書籍について、非常に体系立てて知識を整理し、Web標準を学ぶための教科書だと評価しています。内容が非常に良く、テキストブックらしく、基本や歴史から詳しく解説されています。また、くだけた肩の凝らない文章で多くのことを事細かに載せており、知識を体系的に学びたい人には最適だと感じています。一方で、読みやすさについては意見が分かれています。一部のお客様は「2分で眠れる」と指摘しており、全体的に読みやすいという声もあります。

お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません。

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12人のお客様が「内容」について述べています。12肯定的0否定的

お客様はこの書籍について、非常に体系立てて知識を整理した教科書だと評価しています。HTMLの基礎や文法、Web標準を学ぶためのよい本だと感じています。また、説明が豊富かつ直感的で、適切なWEBサイトを作成するための知識が豊富に含まれており、実用を兼ねた体系書として好評です。ただし、技術的な厳密性を考えると読みにくいという指摘もあります。

"同書の説明は豊富かつ直感的だが、技術的な厳密性を考えると、読んでいく際に次々と疑問が浮かんでしまい、結局のところ w3.org の仕様書にあたらなくてはならないというところが、やや残念に思う。曖昧なまま理解してしまうと、間違った想定のまま読者の理解が固着してしまう心配がある。..." もっと読む

"まるっきり初心者の方はページ数の少ない、容易な本から入って2冊目に本書を購入された方が良いと思います。 なぜならページ数が多く、全部読み終えるまでに全体像を把握できないまま挫折してしまう可能性があるからです。..." もっと読む

"...本書の目的を考えると、まだまだ許容範囲です。 内容はテキストブックらしく、基本や歴史から詳しく解説してあります。 文体も読みやすく、リファレンス的にも使えるので、読み込めば力になると思いました。 難点を探すと、全ページに地色がついているせいか..." もっと読む

"本はとても読みづらくて、決して好きにはなれません。 友人も「2分で眠れる」と言っておりました。 ただ、Web標準のことはとても詳しく書いてあります。試験などを受ける場合は必須の本です。..." もっと読む

10人のお客様が「読みやすさ」について述べています。5肯定的5否定的

お客様はこの書籍の読みやすさについて意見が分かれています。くだけた肩の凝らない文章で、内容も濃く、607ページまであると評価しています。一方で、文字が多く、図が少ないという指摘もあります。また、流し読みでは内容がつかめないという声もあります。

"...本書の目的を考えると、まだまだ許容範囲です。 内容はテキストブックらしく、基本や歴史から詳しく解説してあります。 文体も読みやすく、リファレンス的にも使えるので、読み込めば力になると思いました。 難点を探すと、全ページに地色がついているせいか..." もっと読む

"...のように明確に言い切って貰えれば、読んでいて安心できると思う。 また、本の体裁装飾の問題だが、各行の行線は不要であると思う。装飾が過剰でやや読みづらい。" もっと読む

"丁寧に書かれている印象ですが、いかんせんもう内容が古いです。" もっと読む

"本はとても読みづらくて、決して好きにはなれません。 友人も「2分で眠れる」と言っておりました。 ただ、Web標準のことはとても詳しく書いてあります。試験などを受ける場合は必須の本です。..." もっと読む

上位レビュー、対象国: 日本

  • 2014年8月29日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    同書の説明は豊富かつ直感的だが、技術的な厳密性を考えると、読んでいく際に次々と疑問が浮かんでしまい、結局のところ w3.org の仕様書にあたらなくてはならないというところが、やや残念に思う。曖昧なまま理解してしまうと、間違った想定のまま読者の理解が固着してしまう心配がある。
    例を挙げると、CSS のセレクタの説明で「親要素に含まれるすべての子孫要素」という言い方は多義的に感じます。たとえば要素 E, F を考えたとき、w3.org の仕様書のように
    E F → F 要素が E 要素の(直接の子を含む)子孫である場合
    E > F → F 要素が E 要素の直接の子である場合
    E * F → F 要素が E 要素の子孫であるが、直接の子ではない場合(E 要素と F 要素の間に 1つ以上の要素がある場合)
    のように明確に言い切って貰えれば、読んでいて安心できると思う。
    また、本の体裁装飾の問題だが、各行の行線は不要であると思う。装飾が過剰でやや読みづらい。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2007年1月27日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    まるっきり初心者の方はページ数の少ない、容易な本から入って2冊目に本書を購入された方が良いと思います。
    なぜならページ数が多く、全部読み終えるまでに全体像を把握できないまま挫折してしまう可能性があるからです。

    1冊目)『XHTMLとCSSによるWebサイト作成』 ISBN4-89311-620-7
    2冊目) 当該本

    これらに加えて『できる大事典 HTML & CSS』(ISBN4-8443-2253-2)等の辞典を1冊。
    すなわち計3冊あればひとまずは十分だと思われます。

    1冊目で大まかな全体像を把握し、2冊目当該本で細かい部分を詰めていく。
    という流れが効率的かと思われます。

    Web標準をテーマとしたHTML & CSS本でこれ以上のものは他に見当たりませんし、また、これ以上のものは特に必要無いと思います。(W3Cの仕様書もあるので)
    改訂版が出たらまた買います。
    102人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2009年6月7日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    2005年の出版なので、内容に若干の時間の経過を感じますが、
    (対象最新ブラウザがIE 6、Firefox 1、Safari 1など)
    本書の目的を考えると、まだまだ許容範囲です。
    内容はテキストブックらしく、基本や歴史から詳しく解説してあります。
    文体も読みやすく、リファレンス的にも使えるので、読み込めば力になると思いました。

    難点を探すと、全ページに地色がついているせいか
    インクのにおいがきついです。
    わたしはこのにおいに弱いので、少し気分が悪くなるのが困ります...。

    しかし、Web標準を学ぶためのよい本だと思います。
    6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2010年12月18日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    本はとても読みづらくて、決して好きにはなれません。
    友人も「2分で眠れる」と言っておりました。
    ただ、Web標準のことはとても詳しく書いてあります。試験などを受ける場合は必須の本です。
    ですので、新しい内容で、読みやすい改訂版が出版されたら、とても嬉しいと思います。
    出版社様、著者様、どうかご検討ください。
    4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2020年7月12日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    先輩からお勧めされて買いました。webが全くの初心者で、CSS HTMLが何かを理解したく購入したのですが、結論から言うとその目標は達成されませんでした。

    本書構成は、すでにメジャーから外れたXHTMLやCSS2.0を取り扱い、それらに関するリファレンスを網羅的に記載している部分が多いです。テクニック的な記載はあまりないです。また、サンプル的なコードの記載はあるものの、そのコードによる変化とか結果の画像がほとんどないので、確認するには自分でコードをうって確認が要ります。通勤で電子書籍を見るの場合もお勧めできないです。

    ※本レビューはあくまで私の所感です。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2015年10月8日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    マーカーなどがないとありましたがマーカーがあります。また内部の破れもあります。
  • 2023年3月25日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    WEBの世界は日進月歩で進化しているので、今あえてこのような古い本を読んでもあまり役に立つことは無いかもしれませんが、当時は非常に役に立ちました。ありがとうございました。
  • 2008年5月14日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    内容については、他の方のレビューでも書かれているように十分役立つ内容が入っていると思う。
    ただ、個人的に後輩や友人にはおすすめする気にはなれない。
    WEB制作の解説書としてはかなり読みづらい部類の本だと感じるためだ。
     時間の限られた身としては、ポイントをおさえながら流し読みしたいのだが、「”正しい”Webサイト」を売りにしながら、「正しいやり方」の解説と「こういうやり方もあるよ」という解説が同じような流れで淡々と書かれてしまっているため、流し読みでは内容がつかめない。(というか読み間違える時がある)
     重要な箇所だと思ってペンで下線を引いたら、文の後半でいきなり「この記述は使うべきでない」とか書かれていたりするので、全体的にどうも紛らわしい。
    この本を買う人の多くは「”正しい”Webサイト」という”正解”を期待していると思うので、少なくともページを開いて、何が”正解”か(重要か)が一見してわからなかったり、読者に正解の判断をゆだねているような並列的な記述をしている点は期待はずれに感じる人も多いのではないだろうか?
    多くの情報の中から自力で必要な部分をまとめるスキルのある人や、「じっくり読む派」の人なら気に入るかもしれない。
    逆に、限られた時間で情報を効率よく吸収したい人にはおすすめできない。
    少なくとも「あれ?これどうだったっけ?」という時のリファレンス的な使用には絶対に向かない・・・。
    値段もそこそこするので、もうすこし実用性を加味した整理をされていれば・・・と感じる一冊でした。
    39人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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