ディズニー公式アパレルの新作デザイン

少女は自転車にのって [DVD]

3.8 5つ星のうち3.8 33個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 通常版
¥1,480 ¥515
DVD [DVD]
¥590
フォーマット DVD-Video
コントリビュータ ワアド・ムハンマド
稼働時間 1 時間 37 分
ディスク枚数 1
メーカー アルバトロス
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登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 製品サイズ ‏ : ‎ 25 x 2.2 x 18 cm; 100 g
  • EAN ‏ : ‎ 4532318408330
  • メディア形式 ‏ : ‎ DVD-Video
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 37 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2014/7/2
  • 出演 ‏ : ‎ ワアド・ムハンマド
  • 販売元 ‏ : ‎ アルバトロス
  • ASIN ‏ : ‎ B00JS9UH9I
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 33個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.8つ
33グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2020年1月30日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    『少女は自転車にのって』(2012)は、そのように評価することが出来る映画ではないでしょうか。
    残念ながら、私自身は映画館でみることは出来ませんでしたが、このDVDでも十分に感動できる作品でした。

    また、この作品自体女性差別というものを正面から描いている作品です。やはり、監督自身がサウジアラビア初の女性監督ということもあり、描くことが出来た作品ではないでしょうか。
    監督も含めた出演者の方々自身がインタビューの中で証言しているように撮影自体順調に進んだわけではありませんでした。
    作品の中に描かれてある女性差別というものは現実社会の中にもあります。
    その壁を乗り越えてこのような作品を描くことが出来たことを素直に評価したいと思います。

    ちなみに、我が国にはそんなひどい女性差別はないと思っている方はいませんか?
    我が国でも医学部の大学入試で平然と女性差別は行われていました。
    そして、その問題がメディアに取り上げられて散々批判されたのにも関わらず、東京医科大の同窓会が昨年12月に発行した機関誌に、「男子医科大ならよかった」などという問題発言が掲載されていることが明らかになりました(1月29日読売新聞参照)。昨年12月といえば、ニュースなどでも散々医学部入試における女性差別が問題視されていた時期のはずです。
    発言が事実とすれば(機関誌に掲載されているのですから事実なのでしょうが)、とうてい看過することは出来ない発言だと思います。

    この映画を通して明らかになるのは、女性差別が激しいサウジアラビアという国の実態です。
    私たちは、この映画を通して単にサウジアラビアという国の実態を知るということで終わるのではなく、私たち自身の国についてあらためて考えるきっかけにしては如何でしょうか。
    (2020.1.30記)
    10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2015年2月11日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    見る前の期待は,サウジアラビアで,映画館が解禁されるそうです。そのことに,この映画が一役買ったそうです。自転車を買うために,興味のなかったコーラン暗誦コンテストに参加し賞金を手に入れるために頑張る少女の姿が清々しく描かれているそうです。見終わった後の感想は,いい映画だと思います。変革を促すだけあって,アラブの古い女性像と新しい女性像を描き切っています。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2021年12月26日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    イスラム圏の国の中でも、最も戒律が厳しいと言われるサウジアラビア。そこに住む少女の日常生活を描いた物語。今では女性も運転免許をとれるらしいけど、それ以前の話らしい。主人公は自転車を欲しいけど、許してもらえない。そこでコーランの暗唱大会に出て賞金で自転車を買おうとします。学校に通う少女の友達がすでに結婚していたり、夫が2人目の妻を娶ろうとしたりといった、サウジアラビアの状況が描かれています。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2020年12月27日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    サウジアラビアが舞台の女の子の映画です。
    お涙ちょうだい系ではないですが最後泣けます。
    男尊女卑とかいろいろ考えさせられる映画ですので是非観ていただきたいです。
    キャストの子どもたちが可愛いですよ。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2014年8月28日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    なかなか訪れることのないサウジアラビアの日常生活を垣間見れて、興味深かったです。

    第二夫人を迎えられることに怯え、必死に夫の気持をつなぎ止めようとする女性の心情とか、
    男性に姿を見られないように配慮する女子学生たちの様子など、異文化体験になりました。

    主人公と男友達のやり取りは「小さな恋のメロディ」のようで微笑ましかったです。

    ラストでは、主人公もお母さんも様々な事を乗り越えて幸せになれるはずだ、
    と明るい期待感が持てて良かったです。また元気になりたい時に見ようと思います。
    7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2018年11月12日に日本でレビュー済み
    監督の映し出そうとした意図が浅はかに感じる。あるいは、その意図が伝わるような映像になっていない。

    この映画では、随所に女性にとって様々な側面で閉塞感の強いサウジ社会の有様、また単に普段は情報が限られているサウジの日常生活について知ることができる点での価値はある。

    しかし、本サイトのレビューからわかるように、視聴者はそれをイスラームと簡単に結びつけて受け止めてしまっている。この点が大変残念である。こうした問題はまずイスラームとは切り分けて、サウジ社会にはびこる(時に悪しき)アラブ的な慣習の在り方として受け止める必要があり、制作側がそれが伝わるように映像化する必要があったと思う。そうできていない以上、監督の洞察が不十分であると感じてしまう。

    この映画で描かれたように、サウジには確かに男尊女卑的な社会構造があるのだろう。しかし、それはあくまで「サウジ社会」の出来事であって、「イスラーム社会」として一般的なものではない。彼女たちを抑圧するのはサウジに深く根付いた男尊女卑のアラブ的慣習、あるいはサウジの部族主義的家父長制なのである。一方、イスラームを少しでも勉強すれば、それがこのような差別的思想と真っ向から対立するものだということを知ることができる。

    換言すれば、イスラームが女性を抑圧するのではなく、あくまでサウジ社会が(あるいはサウジにおけるローカルなイスラーム実践が)女性を抑圧しているにすぎないのである。この状況を相対的に理解したいなら、サウジ以外の国のムスリマ(ムスリム女性)たちがどのように生きているのか見てみればよい(もちろん、サウジに近い状況もあるだろうが、その逆もいくらでも見出せる)。

    サウジにおける女性の抑圧という状況が確かに存在することは誰の目にも明らかであり、そのサウジを治める王族らが厳格なワッハーブ派的イスラームを実践することも事実である。
    しかしながら、彼らサウジ人の実践するローカルなイスラームが、あるべきイスラームの姿と考えるのは全くの早計である。それが「真にイスラーム的かどうか」については非ムスリムの視聴者も、またムスリム自身らも、考え直す必要がある(なお究極的にそれを判断できるのは神だけではあるが、そこに近付く努力はできる)。とりわけイスラームにおけるジェンダーというテーマでは、ライラー・アフマド(ライラ・アハメド)などを引くまでもなく、これまで数多くの議論がなされているところである。

    この映画はそういった文脈とは離れて、残念ながら「サウジにおける女性の抑圧」の鑑として「(女児が自転車に乗れて、肌を自由に露出できて、自由に恋愛できるといった、結局は)西側的な自由や女性の解放」を映し出してしまったのではないだろうか。しかし、それができるようになれば社会は健全なのだろうか。そこまで踏み込めていない点で「浅はか」だと感じざるを得ないのである。

    ここまで述べたように西洋的な文脈での「女性の解放」が、本当に目指すべきゴールなのだろうか?なんでもかんでも自由にできることが、女性にとってよいことなのだろうか?もちろん、自転車にすら乗れない、あるいは自分の意志で服装を選択することすらできない…これらは極端な慣習であり、変えていくべきかもしれない。
    しかしもう一方の極端はどうだろうか。時に所構わず肌を露出し、時には性的な消費対象に成り下がる…「女性の解放」はどこに向かってゆくのか?行きつく先にはモラルの崩壊ではないだろうか。もちろん、映画ではそこまで描いているわけではないが、視聴者はそうしたものを対置される価値として想起してしまってはいないだろうか。

    なお、イスラームの聖典クルアーンには、女児に自転車を禁じたり、極端な服装を強いたり、男性が女性を奴隷のように扱ったり(映画ではそこまでの描写はないが)といった抑圧を正当化する文言は存在しない。すべて、人間たちの慣習、政治、文化などと混じり合うことで生み出されたものである。イスラームを悪しき習慣として単純化するのではなく、反対に、危険を孕む向こう見ずな「女性解放」を賛美するのでもない、「中道」こそが求められている。

    すなわち「イスラーム社会がいかに女性を抑圧しているか」ではなく、そうした「サウジ人たちのイスラーム実践は正しいものなのか」ということこそが、発信すべきメッセージではないか。そして酷かもしれないが、抑圧を経験した当事者でもある監督自身ですら、何が「悪しき慣習」であり、何を変えるべきなのかを冷静に見つめることができていないのではないかと感じた。
    仮に、サウジ社会に対して問題提起を行っていくという意志があり、その効果を狙うのだとしたら、サウジでの抑圧の状況に対して西側的価値観を対置するのではなく、イスラームの正しい実践をこそ提起するべきだと思う。
    11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2014年7月5日に日本でレビュー済み
    映画によって視野が広がる。普段ではなかなか知ることのできない、またはなかなか行くことのできない
    ところに連れていってくれるという「映画の力」。

    サウジアラビアという国でも映画が撮られているということ!そして圧倒的な男性上位の環境で「初の
    女性監督」による作品であるということ!

    少女は国として禁止されている『自転車に乗る』ために、たくましく、したたかに奮闘します。映画は決して
    閉鎖的にならずに、この少女を見守るかのようにキラキラと輝きます。

    異国の文化、風習、そして風景を知るという意味でも、この作品の価値は高いと思います。果たして自転車
    をこぎ出した少女のその後は?と心配になりながらも「どうか真っ直ぐに育っていってほしい」と願う自分が
    いました。
    7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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