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すごい壁打ち 単行本(ソフトカバー) – 2025/3/13

5.0 5つ星のうち5.0 4個の評価

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準備をがんばるくらいなら、話す回数を増やせ

◎モヤモヤした思考が整理され、
 頭の中の解像度が上がる!
◎仕事ができる人が
 実践してきた対話法「壁打ち」実践の書


仕事で直面する問題やアイデア発想の行き詰まり。
「何から考えればいいのかわからない」
「頭の中がモヤモヤして、うまく整理できない」
そんな経験はありませんか?

「壁打ち」とは、
相手との気軽な対話を通じて自分の考えを整理し、
深めていく手法です。

一人で考え込むのではなく、
他者の視点も借りながら、
より広く、より深く思考を発展させていく
実践的な対話術です。

実は、多くの「仕事ができる人」は、
この壁打ちを無意識のうちに実践してきました。

資料を用意して正式な相談をする前に、
ちょっとした対話で考えを整理し、
アイデアの解像度を上げているのです。

【こんな方の悩みを解決します】
・問題解決の糸口が見つからず、一人で考え込んでしまう
・会議での提案が通らず、モチベーションが下がっている
・アイデアはあるのに、うまく整理して伝えられない
・より効率的に問題解決やアイデア創出をしたい

【壁打ちの特徴】
・準備や資料が不要で気軽に始められる
・数分から十数分程度で所要時間が短い
・モヤモヤした未完成な思考でも
 話し始めることができる
・話すこと自体に価値があり、
 思考が自然と整理される
・相手の心理的負担が少なく、断られにくい
・回数を重ねるほど
 アイデアの解像度が上がる

誰もが実践できる「壁打ち」には、
実は大きな可能性が秘められています。

本書では、数万回の対話経験を持つ著者が、
基本から、驚くような成果を生み出す
高度なテクニックまで、豊富な実例とともに解説。

正式な提案や相談の前に、
気軽な対話で考えを整理し、
アイデアを磨いていく――。

これまで「仕事ができる人の習慣」として
暗黙知とされてきた対話の技術を、
誰もが使える実践的メソッドとして明らかにします。

一人で抱え込まず、
かといって大げさな相談でもない。

ちょっとした対話を重ねることで、
自然と思考が整理され、
アイデアの解像度が上がっていく。

個人の思考力を高め、
組織全体の生産性向上にも貢献する一冊です。

【目次より】
第1章 アイデアがふくらむ、問題解決がうまくいく「壁打ち」
第2章 思考を深める壁打ちの「基本」
第3章 頭の中の解像度が上がる「すごい壁打ち」
第4章 悩みをうまく聴ける「壁」になる
第5章 壁打ちの「機会」を増やし、成果に繫げる
第6章 壁打ちは「組織」も強くする

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出版社より

思考の解像度を劇的に上げる方法

商品の説明

著者について

石川 明(いしかわ・あきら)
株式会社インキュベータ代表取締役。
1988年上智大学文学部社会学科卒業後、リクルートに入社。リクルートの企業風土の象徴である、新規事業提案制度「New RING」の事務局長を務め、新規事業を生み続けられる組織・制度づくりと1000件以上の新規事業の起案に携わる。
2000年にリクルートの社員として、総合情報サイト「オールアバウト」社の創業に携わり、事業部長、編集長などを務める。
2010年に独立起業。大手企業を中心に、新規事業の創出、新規事業を生み出す社内の仕組みづくりに携わり、これまで150社、3000案件、6000人以上の新規事業検討に伴走し支援してきた。
「壁打ち」の相手になって新規事業の起案者の話を聴く回数は年間1000回を超える。
早稲田大学ビジネススクール修了。大学院大学至善館特任教授、上智大学Sophia Entrepreneurship Network運営委員、明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科客員教授。経済産業省の起業家育成プログラム「始動」講師などを歴任。
著書に『Deep Skill』(ダイヤモンド社)、『はじめての社内起業』(ユーキャン学び出版)、『新規事業ワークブック』(総合法令出版)がある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ サンマーク出版 (2025/3/13)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2025/3/13
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 240ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4763142054
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4763142054
  • 寸法 ‏ : ‎ 1.8 x 12.8 x 18.8 cm
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 4個の評価

著者について

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石川 明
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星5つ中5つ
準備をがんばるくらいなら、話す回数を増やせ
帯に掲げられたこの一文が、本書の核心を鮮やかに物語っている。著者は、事業開発の伴走者として国内の第一人者である石川明さん。石川さんが長年活躍してきた新規事業開発の現場では、頭の中の漠然としたアイデアや問題意識を積極的に言葉にし、さまざまな人との対話を重ねることが推奨されている。アイデアは頭の中で温めるだけでは形にならない。言葉にして他者にぶつけることで、自身の思考の盲点に気づき、新たな視点を得て広がり、より鋭く、深く、具体的になっていく。テニスでいうラリーのような対話プロセスを、石川さんは「壁打ち」と名付けた。そして準備や資料作成に時間をかけるよりも、短時間でも数多く対話するほうが、「思考の解像度」を効果的に高められると説く。本書で紹介される「すごい壁打ち」には、石川さんの数万回に及ぶ対話経験から培った具体的かつ実践的なノウハウが惜しげもなく公開されている。なぜ「壁打ち」が多くの「仕事ができる人」にとって暗黙知であり続けたのか、その謎を解き明かし、誰もが実践できる対話術として体系化している点が秀逸だ。さらに、書籍の著者やSNS、生成AIなどを活用した壁打ちのプロセス事例も非常に興味深い。私自身、新規事業開発や社会課題解決の伴走者として奮闘する中で「壁打ち」が単なる思考整理にとどまらない効果を持つと実感している。対話を重ねることで、アイデアは独りよがりな発想から抜け出し、他者の視点を取り込みながら磨かれる。その過程で、1人、また1人と共鳴者を増やし、アイデアはさらに育っていく。それはやがて、チームの推進力となり、実現へと近づいていく。『すごい壁打ち』は、個人とチームの生産性やアイデア創出力、コミュニケーションの密度を高めるための虎の巻である。新規事業開発の推進者や伴走者はもちろん、あらゆる組織で働く人に、自らの仕事をアップデートするきっかけとして強くお勧めしたい。そしてぜひ、読み終えた感想を周囲の人と気軽に語り合ってみてほしい。「壁打ち」の真価が、手に取るように実感できるはずだ。
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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2025年3月18日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    仕事をしていて、確かに行き詰まってる状況が、雑談で解消されたり、新たなアイデアが出ることはしばしばありますよね。
    本書はこれを要素分解してくれていて、具体的なスキルとして解説してくれます。
    読み進めながら、「ああ、だからあの人とは有意義な雑談ができるんだな」「なるほど、だからあのプロジェクトは進みが遅いんだな」と、ぽろぽろと細かいたくさんの気づきがでてきて、たまらないです笑
    こういった気づきを自分にインストールして読み返すと、また次のステップも見えてきそうな予感。

    また、壁打ちが単なる事業形成や事業推進スキルではなく、組織における世渡り術であり、人脈形成力でもあるというのが面白い。
    この分野の横串感が理解を難しくしているかもしれないけど、実はそれこそが実際の組織であり、人生だから、総合格闘技的て面白いなぁ。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2025年3月15日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    思いつきを外に出すのって、どこか気恥ずかしいものです。まだ形になっていないし、他人に見せられるレベルかどうか分からない。でも本書を読んで「曖昧なうちこそ外に出したほうがいいんだ」と、まるで肩の力が抜けるような感覚を覚えました。キーワードは「壁打ち」。テニスの練習みたいに、自分の考えをまだまとまりきっていない段階でポンッと相手に投げてみる。返ってくる球はときに意外な角度だったり、あっさりした一言だったり。それが頭のモヤモヤをほぐしてくれるから不思議です。

    理由は明快です。相談となると「結論を出さなきゃ」と身構えるし、雑談だとふわっとしたまま終わる。ところが壁打ちなら、あくまで「曖昧な状態で考えを整理する場」にすぎません。相手も「完璧にまとめてきて」とは思わないし、こちらも「賢く見られなきゃ」というプレッシャーから解放される。壁打ちと割り切ることで、お互いのやり取りの温度が絶妙に軽くなるんですね。だからこそ飛び交う問いが素朴で、しかも核心を突いたりする。たとえば「その企画のゴールは何?」とか「他の事例はあるの?」なんて、ごく当たり前の問いが自分の頭をパッと整理してくれる。その瞬間、「自分はこう言いたかったんだ!」という気づきが生まれるんです。

    私自身、新しいプロジェクトのプランを立てるとき、いきなり大きな会議をやるのは荷が重いし、ひとりで頭を抱えていると堂々巡りになりがち。そんなとき「ちょっと壁打ちいい?」と誰かに声をかけて、5分でも10分でも話してみる。すると、相手の何気ないリアクションだけで思考が一気に進むことが多々あります。本書が「曖昧さを相手にぶつけると、新しい目が生まれる」と力説するのも大いに納得できます。

    もちろん、否定的な意見や鋭い指摘が返ってくることもあるでしょう。最初は怖いし、恥ずかしいかもしれません。でも本書によれば、それこそが隠れた問題点や盲点を早めに見つけるチャンスになる。むしろ本格的に相談してからの厳しいダメ出しより、壁打ち段階でちょっとしたツッコミを受けておいたほうが「そういう見方もあるのか」と軽やかに路線修正ができるのです。ネガティブが宝の山になるとはまさにこのことで、曖昧な段階だからこそ受け止められる余白が大きい。そこが壁打ちの面白さでもあります。

    さらに本書がおもしろいのは、「誰に打ち返してもらうか」の選び方にも具体的なコツを示している点。たとえば「やたら否定から入る人」「上から目線でアドバイスをふりかざす人」は相手にしないほうがいい。一方で、まったく違う部署や価値観を持つ人に壁打ちすると予想外の方向から球が返ってくるかもしれない。受け手になるときも「それってどういうこと?」と問いで返すだけでいい。話がズレてきたら「ちょっと戻していい?」と投げかければいい。こんなふうに具体的なテクニックがいくつも紹介されていて、「試してみよう」と思った瞬間からすぐに始められるところが本書の魅力です。

    そして本書は、組織全体への効果についても熱く語っています。たとえば上司が「相談なら聞くよ」ではなく「壁打ちならいいよ」と声をかけてくれたら、部下はずっと気軽に話を持ちかけやすいでしょう。相談という言葉が漂わせる「きちんとせねば」という重い空気がなくなるので、まだまとまっていない思いつきをポンと外に出せる。だから問題が大きくなる前に対処もしやすいし、組織内のアイデア共有もぐっと広がっていく。まるで“根回し”を堂々とオープンにやっているようなものです。そこで交わされる何気ないやり取りこそ、イノベーションの芽を見逃さない大切な種まきになるのだと本書は説いています。

    中盤から後半にかけては、会議を行う前に何度か壁打ちを入れておくと、厳しいダメ出しや行き違いが起こりにくくなるという事例も紹介されます。確かに、プレゼンでいきなり「それはちょっと」と言われるより、壁打ちという軽いラリーで先に疑問や不安を洗い出しておくほうがよっぽど楽です。ネガティブな要素は早いうちに出し切ってしまえば、むしろそれを建設的な方向に使える。考えてみれば当たり前なのに、これを実践しやすい形で提唱した本がなかったのは不思議なくらい。曖昧さを怖がらず、むしろ次のステップへの原動力に変えてしまう着想は、今の時代にこそ必要だと感じました。

    AIやSNSで“仮想壁打ち”する方法にも少し触れられていますが、本書が最も大切にしているのは人と人とのリアルなやり取りです。完璧な回答ではなく「ちょっとしたうなずき」や「そこってどういう意味?」といった生のリアクションが、思考を整理してくれる。曖昧さを歓迎できる相手と交わす言葉のラリーは、AIにはまだ真似しきれない感覚的な刺激があるのだと思います。

    読む前は「壁打ちってテニスのイメージしかなかったけれど、こんな応用があるのか」と驚きましたが、読み終わるころには「曖昧なアイデアを壁打ちで外に出すって、なんて合理的でやさしいアプローチだろう」と感じました。本書は「曖昧さを恐れずにラフに言葉を投げ合う」ことの価値を、ありとあらゆる角度から示してくれます。読むほどに「なるほど、曖昧だからこその自由さに、もっと頼っていいんだ」と背中を押される感覚が強まりました。もしあなたも「なんだかいいアイデアが浮かんだけどまだ形になっていない」「頭の中がまとまらなくて困っている」というときには、ぜひ“壁打ち”を試してみてほしい。本書を閉じたあと、私の頭には「ちょっと壁打ちいい?」というフレーズが何度も何度も浮かんでいて、それだけでもなんだか安心します。曖昧なアイデアを大切にするって、こんなに気持ちがいいんだ――そう気づかせてくれる一冊でした。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2025年3月12日に日本でレビュー済み
    帯に掲げられたこの一文が、本書の核心を鮮やかに物語っている。著者は、事業開発の伴走者として国内の第一人者である石川明さん。

    石川さんが長年活躍してきた新規事業開発の現場では、頭の中の漠然としたアイデアや問題意識を積極的に言葉にし、さまざまな人との対話を重ねることが推奨されている。

    アイデアは頭の中で温めるだけでは形にならない。言葉にして他者にぶつけることで、自身の思考の盲点に気づき、新たな視点を得て広がり、より鋭く、深く、具体的になっていく。
    テニスでいうラリーのような対話プロセスを、石川さんは「壁打ち」と名付けた。そして準備や資料作成に時間をかけるよりも、短時間でも数多く対話するほうが、「思考の解像度」を効果的に高められると説く。

    本書で紹介される「すごい壁打ち」には、石川さんの数万回に及ぶ対話経験から培った具体的かつ実践的なノウハウが惜しげもなく公開されている。
    なぜ「壁打ち」が多くの「仕事ができる人」にとって暗黙知であり続けたのか、その謎を解き明かし、誰もが実践できる対話術として体系化している点が秀逸だ。
    さらに、書籍の著者やSNS、生成AIなどを活用した壁打ちのプロセス事例も非常に興味深い。

    私自身、新規事業開発や社会課題解決の伴走者として奮闘する中で「壁打ち」が単なる思考整理にとどまらない効果を持つと実感している。
    対話を重ねることで、アイデアは独りよがりな発想から抜け出し、他者の視点を取り込みながら磨かれる。その過程で、1人、また1人と共鳴者を増やし、アイデアはさらに育っていく。それはやがて、チームの推進力となり、実現へと近づいていく。

    『すごい壁打ち』は、個人とチームの生産性やアイデア創出力、コミュニケーションの密度を高めるための虎の巻である。新規事業開発の推進者や伴走者はもちろん、あらゆる組織で働く人に、自らの仕事をアップデートするきっかけとして強くお勧めしたい。

    そしてぜひ、読み終えた感想を周囲の人と気軽に語り合ってみてほしい。
    「壁打ち」の真価が、手に取るように実感できるはずだ。
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    5つ星のうち5.0
    準備をがんばるくらいなら、話す回数を増やせ

    2025年3月12日に日本でレビュー済み
    帯に掲げられたこの一文が、本書の核心を鮮やかに物語っている。著者は、事業開発の伴走者として国内の第一人者である石川明さん。

    石川さんが長年活躍してきた新規事業開発の現場では、頭の中の漠然としたアイデアや問題意識を積極的に言葉にし、さまざまな人との対話を重ねることが推奨されている。

    アイデアは頭の中で温めるだけでは形にならない。言葉にして他者にぶつけることで、自身の思考の盲点に気づき、新たな視点を得て広がり、より鋭く、深く、具体的になっていく。
    テニスでいうラリーのような対話プロセスを、石川さんは「壁打ち」と名付けた。そして準備や資料作成に時間をかけるよりも、短時間でも数多く対話するほうが、「思考の解像度」を効果的に高められると説く。

    本書で紹介される「すごい壁打ち」には、石川さんの数万回に及ぶ対話経験から培った具体的かつ実践的なノウハウが惜しげもなく公開されている。
    なぜ「壁打ち」が多くの「仕事ができる人」にとって暗黙知であり続けたのか、その謎を解き明かし、誰もが実践できる対話術として体系化している点が秀逸だ。
    さらに、書籍の著者やSNS、生成AIなどを活用した壁打ちのプロセス事例も非常に興味深い。

    私自身、新規事業開発や社会課題解決の伴走者として奮闘する中で「壁打ち」が単なる思考整理にとどまらない効果を持つと実感している。
    対話を重ねることで、アイデアは独りよがりな発想から抜け出し、他者の視点を取り込みながら磨かれる。その過程で、1人、また1人と共鳴者を増やし、アイデアはさらに育っていく。それはやがて、チームの推進力となり、実現へと近づいていく。

    『すごい壁打ち』は、個人とチームの生産性やアイデア創出力、コミュニケーションの密度を高めるための虎の巻である。新規事業開発の推進者や伴走者はもちろん、あらゆる組織で働く人に、自らの仕事をアップデートするきっかけとして強くお勧めしたい。

    そしてぜひ、読み終えた感想を周囲の人と気軽に語り合ってみてほしい。
    「壁打ち」の真価が、手に取るように実感できるはずだ。
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