華麗なる実写版ディズニープリンセスたちに続く!実写版『白雪姫』がすごい
提供:ディズニー
『シンデレラ』『美女と野獣』『アラジン』『リトル・マーメイド』といったディズニー名作アニメーションの実写映画化作品は、忠実に再現されたファンタジックな世界観と胸打つストーリーでファンから絶大な支持を集めています。中でも才能豊かな女優陣が体現した実写版ディズニープリンセスたちは、憧れの的というべき存在です。そして今回、ディズニー最初のプリンセスである白雪姫がついに実写化されてその仲間入り! 歴代の実写版ディズニープリンセスたちの魅力を振り返るとともに、満を持して実写化された『白雪姫』の見逃せないポイントに迫りました。(編集部・市川遥)
シンデレラ、ベル、ジャスミン、アリエル…魅力あふれる実写版ディズニープリンセスたち
実写版『シンデレラ』でまま母と義理の姉妹から召使いのように扱われながらも、明るさと気品で輝くシンデレラを演じたのは、ドラマ「ダウントン・アビー」のリリー・ジェームズです。乗馬やヨガで身に着けたという彼女の優雅さは、シンデレラそのもの。フェアリーゴッドマザーの魔法で美しい青色のドレスをまとうシーンが、トキメキたっぷりなのはもちろん、現代的なアップデートも効いていて、王子様が助けに来てくれるのをただ待つだけではない、内なる強さを秘めたシンデレラはみんなの憧れとなりました。
実写版『美女と野獣』で聡明で読書好きなベルを演じたのは、『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソンです。そのイメージを地で行く知的なエマだけに、実写化によってロールモデルにしたいベルの魅力が一層強化されることに。周囲から「変わっている」と揶揄されながらも確固とした自分を持ち続け、真実の愛を見つけて育んでいくベルの姿は人々に勇気を与えました。そして、アイコニックな黄色のドレスで野獣とダンスする舞踏場のシーンはとびきりロマンチックでした。
実写版『アラジン』で誰よりも王国を愛するプリンセス・ジャスミンを演じたのは、歌手でもある『パワーレンジャー』のナオミ・スコットです。実写版ジャスミンといえば、アニメーション版にはなかった新曲にして名曲「スピーチレス~心の声」でしょう。王国の乗っ取りを企むジャファーによって幽閉されそうになったジャスミンが、「これ以上黙ってはいられない」と衛兵の手を払いのけて力強く歌うシーンは同作のハイライトの一つで、多くの観客の胸を打ちました。
実写版『リトル・マーメイド』で好奇心旺盛な人魚姫アリエルを演じたのは、R&Bシンガーのハリー・ベイリーです。並外れた美声と歌唱力を誇るハリーは、“世界の誰よりも美しい歌声を持つ”という難易度が高すぎるアリエル役を見事に体現。海の底で、人間の世界への憧れを歌い上げる「パート・オブ・ユア・ワールド」は目頭が熱くなるほど感動的でした。こうした魅力あふれる実写版ディズニープリンセスたちについに仲間入りするのが、ディズニー初の長編アニメーション映画の主人公で、最も長く愛されてきたといえる白雪姫なのです。
満を持して実写化されたディズニー最初のプリンセス
1937年に公開された『白雪姫』は、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが製作した長編映画第1作で、世界初のカラー長編アニメーション。ウォルト・ディズニーその人が自身の哲学と美学を注ぎ込んだスタジオの原点というべき特別な作品が、「ハイ・ホー」「口笛ふいて働こう」といった喜びに満ちた人気楽曲はそのままに、心震わせる新曲の数々を加えたハイクオリティーなミュージカル映画として満を持して実写化されることになりました。
雪のように純粋な心を持つプリンセス・白雪姫を演じたのは、レイチェル・ゼグラーです。映画初出演にしてスティーヴン・スピルバーグ監督のミュージカル映画『ウエスト・サイド・ストーリー』のヒロイン・マリア役に大抜てきされたシンデレラガールで、いきなり第79回ゴールデン・グローブ賞女優賞も受賞。可憐で伸びやかの歌声と舞台仕込みの広い音域を誇り、歌を通した表現力がずば抜けて高いレイチェルは、実写版『白雪姫』にぴったりな逸材です。
キャッチーな新曲の数々は、ヒュー・ジャックマン主演の大ヒットミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』のソングライターコンビ、パセク&ポールが担当しました。実写版『アラジン』の新曲「スピーチレス~心の声」の作詞を手掛けたことでも知られ、ディズニー映画との相性の良さは証明済みの二人。
中でも注目したいのが、白雪姫の「変わりたいのに、変われずにいる葛藤」を表現した新曲「夢に見る ~Waiting On A Wish~」です。ディズニープリンセスといえば胸に秘めた望みや願いを歌う“I Want”ソングですが、「夢に見る ~Waiting On A Wish~」はレイチェルの類いまれな表現力が加わってディズニー屈指の“I Want”ソングに! 歌が命の作品なだけにプレミアム吹替版にも隙はなく、白雪姫役は舞台ミュージカルの経験が豊富で高い歌唱力で知られる女優の吉柳咲良が担当と、字幕・吹替の両方で極上のミュージカルを堪能できます。
本当に怖い!美しすぎる女王もすごい
『白雪姫』といえば、まま母である女王のキャラクターも人気です。外見の美しさに執着し、真実を語る魔法の鏡に「世界で一番美しいのは誰?」と問い続ける姿はどこか哀れで物悲しくもあります。実写版で女王を演じたのは、『ワンダーウーマン』のガル・ガドット。その美貌は恐ろしさすら感じさせるほどで、国民と白雪姫に冷酷な仕打ちをし、優しい彼女の持つ“本当の美しさ”に嫉妬して命を狙う邪悪な女王を、すさまじいハマりっぷりで演じています。
邪悪な女王の登場によって闇に支配されてしまった、光と希望に満ちた白雪姫の王国。優しい世界を願う白雪姫は、その美しい心で奇跡を起こすことができるのか……? “外見の美しさこそ至高”という考え方が根深くはびこる現代において、「本当の美しさとは何か?」を問う意義ある物語になっています。
衣装デザインは3度のアカデミー賞に輝き、実写版『シンデレラ』も手掛けたレジェンド、サンディ・パウエルで、白雪姫や女王のアイコニックな衣装の数々を見事に実写化。白雪姫が迷い込む恐ろしい森、そこを抜けた先にある7人のこびとの小さく温もりに満ちた安らぎの家、キラキラとした宝石でいっぱいの鉱山、白雪姫を助けてくれる鳥や動物たちなど、アニメーション版の色鮮やかな美しい世界がリアルなものとして大スクリーンを満たし、圧倒的な映像体験を生み出します。
ディズニー実写版『白雪姫』は3月20日より全国公開 公式サイト>>
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