「御上先生」最終話で主題歌タイトル回収 粋な副題「天才」「鳥肌すごい」
23日に放送される日曜劇場「御上先生」(TBS系・毎週日曜よる9時~)最終話のサブタイトル「Puppet's can't control you」が、SNS上で話題になっている。
【画像】卒業する3年2組を待ち受けるのは…「御上先生」最終話場面写真
このサブタイトルは、人気ロックバンド ONE OK ROCK が手がけた本作の主題歌「Puppets Can’t Control You」と同じ。最終話で主題歌タイトルを回収する粋な演出に、「天才」「鳥肌すごい」「激アツ」といった声があがっている。
タイトルの「Puppets」は人形のこと。ボーカルのTakaは、「ここでは大統領や社長など、何か問題が起きたときに表に出て責任を取る存在を指しています。でも、その背後にはもっと大きな力がある。『Puppets』が交代することで一時的に人々の気持ちは落ち着くけれど、もうそんな仕組みには騙されない。あなたたちの用意したお人形さんの言うことは聞かないんだよ、という思いを込めています」と飯田和孝プロデューサーとのオフィシャルインタビューで、タイトルに込めた意味を明かしている。
高校教師となった文科省のエリート官僚・御上孝(松坂桃李)が、隣徳学院3年2組の高校生たちを導きながら、汚い大人たちの権力によって子供たちが犠牲になっている現実に立ち向かうさまを描いてきた本作。16日放送の第9話では、御上と同期の官僚・槙野恭介(岡田将生)が、隣徳学院に怪文書を送信していたヤマトタケル(倭建命)だったことが判明した。
隣徳学院、霞が関、永田町をつなぐ不正の証拠を揃えた御上たち。しかし、その不正には、3年2組の生徒・千木良遥(高石あかり※高ははしごだかが正式表記)が巻き込まれていた。最終話では、卒業の日を迎えた3年2組の生徒へ、御上が最後の授業を行う。(編集部・倉本拓弥)