山火事と闘った消防士による『ジョーカー2』衝撃ジョークに会場唖然

　第97回アカデミー賞授賞式が現地時間2日にロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、山火事と闘ったロサンゼルス郡消防局の隊員たちがステージに上がり、会場のスターたちからスタンディングオベーションを受けた。

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　勇敢な隊員たちにあらためて感謝を伝えた司会のコナン・オブライエンは、「これから彼らに、わたしにも言えないような勇敢なジョークを言ってもらいます。わたしの代理として、プロンプターに出てくるジョークを読んでください。覚えていて、観客の皆さんは笑わないといけませんよ！　こちらに立っているのはヒーローたちなのですから！」と切り出した。

　そして隊長のエリック・スコットさんが読み上げたジョークは、「家を失ったすべての人々にお見舞いを申し上げます。わたしが言っているのは、『ジョーカー2』のプロデューサーたちのことです」というもの。山火事と、大コケ・大赤字となった『ジョーカー：フォリ・ア・ドゥ』を組み合わせたジョークに、放送では唖然とした様子のスターたちの様子が映し出された。

　『ジョーカー：フォリ・ア・ドゥ』はアカデミー賞に先んじて発表される最低映画の祭典、第45回ゴールデンラズベリー賞（ラジー賞）で、最低リメイク・パクリ・続編賞と最低スクリーンコンボ賞の2冠を達成している。（編集部・市川遥）