綱啓永&樋口幸平、スーパー戦隊x親友コンビが初共演「運命」「エモい」
俳優の綱啓永と樋口幸平が4日、都内で行われた映画『ネムルバカ』(3月20日公開)の完成披露上映舞台あいさつに登壇し、親友との初共演を「運命」「エモい」と喜んだ。この日は、ダブル主演の平祐奈と久保史緒里(乃木坂46)、メガホンを取った阪元裕吾監督も来場した。
【画像たくさん】平祐奈x久保史緒里x綱啓永x樋口幸平の仲良しショット!
本作は、石黒正数のコミック「ネムルバカ」を実写化した青春ドラマ。女子寮の同じ部屋に住む大学生の後輩・入巣柚実(久保)と先輩・鯨井ルカ(平)が気楽な日々を過ごしながらも、さまざまな現実にぶつかる姿を描く。綱はルカに惹かれる大学生・田口、樋口は田口の友人・伊藤を演じている。
綱は「騎士竜戦隊リュウソウジャー」(2019~2020)のメルト/リュウソウブルー役、樋口は「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」(2022~2023)の桃井タロウ/ドンモモタロウ役と共にスーパー戦隊を経験している。ABEMAの恋愛リアリティー番組でも共演経験がある樋口は、「(綱とは)10代のときから仲良くさせてもらって、今回初共演で、すごいエモい気持ちになりました」と吐露。綱も「めちゃくちゃうれしかったですよ。待ってました! みたいな。ずっと二人で(共演したいと)言ってたんで。しかも、それがたまたま親友役。僕らが親友だから親友役に設定したというわけではなくて、それぞれにオファーしたらたまたま親友だったみたいな。運命なのかなと思いました」と話すと、樋口も「びっくりしました。本当に」としみじみと語った。
役を紹介する際、綱は演じる田口について「へなちょこ具合が“ウザイ”ではなく“可愛らしいな”と思ってもらえるように、意識してやっていました。あとは二人(入巣とルカ)が軸に進んでいくストーリーなので、田口と伊藤(樋口)がスパイスみたいになれればいいなと思いました」とコメント。すると樋口が「さっき俺が取材で言ったやつ。スパイスって俺が使ったんですよ。やめてもらっていいですか」とクレーム。
その後、樋口は「伊藤はミステリアスで変わっているイメージをつけたかったし、変わり過ぎだろ! というのを見せたかったので、ちょっと変な動きをしてみたり、空気読めない行動をとってみたり、綱くんと二人で作ったものを出したり、それこそいいスパイスになったんじゃないかな」とにっこり。続けて「俺が本家ですからね。“いいスパイス”は俺のもの」と釘を刺して、綱を諦めさせた。
劇中の思いを叫ぶシーンにちなみ、今の思いを叫ぶことになると、綱は「ちょっと熱くなっちゃうんですけども、幸平への感情を叫びたいと思います」と前置きし、「幸平、一緒にできてよかったよ。絶対もう一回やって売れような~!」と絶叫。樋口は「泣くって。アツいね。絶対ね」と返し、固い握手を交わす。一方の樋口も「ホントにありがとう!」と叫び、深々と頭を下げ、綱をはじめとした本作や本作に関わったすべての人たちに「出会ってくれてありがとうございます。この作品は心に一生残り続けると思います」と思いを込めた。(錦怜那)