事故で頭を失った警官&体を失った犬が合体!『ドッグ・マン』首位デビュー
全米ボックスオフィス考
先週末(1月31日~2月2日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、ドリームワークス・アニメーションの映画『ドッグ・マン(原題) / Dog Man』が興行収入3,600万1,940ドル(約56億円)で初登場1位に輝いた。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル155円計算)
『スーパーヒーロー パンツマン』(2017)ユニバースに属する同作は、邪悪な猫が仕掛けた爆弾の解除作業中に爆発が起き、警官が頭を失い、彼の犬が体を失うところから始まる。外科手術で互いの残った部分を組み合わせて生まれたのが、犬と人間のハイブリットであるヒーロー“ドッグマン”だ。観客の満足度も高く、ファミリー層をうまくつかんで好発進となった。
2位には、AIを題材にしたR指定SFスリラー『コンパニオン(原題) / Companion』が興収930万113ドル(約14億円)で初登場。人里離れたキャビンで過ごす友人たちの週末が、宿泊客の一人がコンパニオンロボットだと判明したことから血みどろの大混乱となる。出演は『ブギーマン』のソフィー・サッチャー、ドラマ「ザ・ボーイズ」のジャック・クエイドなどで、批評家及び観客の評価が高く、息の長い興行が期待されている。(編集部・市川遥)
1月31日~2月2日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『ドッグ・マン(原題) / Dog Man』
2(初)『コンパニオン(原題) / Companion』
3(2)『ライオン・キング:ムファサ』
4(3)『ワン・オブ・ゼム・デイズ(原題) / One of Them Days』
5(1)『フライト・リスク』
6(4)『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』
7(5)『モアナと伝説の海2』
8(8)『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』
9(10)『ブルータリスト』
10(9)『デン・オブ・シーヴズ2:パンテラ(原題) / Den of Thieves 2: Pantera』