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光で空間演出 「歴史感じて」 福井・大安禅寺でイベント

2025年3月16日 05時00分 (3月16日 11時41分更新)
国姫が詠んだ和歌などを紹介するパネル展示やライトアップが行われている境内=福井市の大安禅寺で

国姫が詠んだ和歌などを紹介するパネル展示やライトアップが行われている境内=福井市の大安禅寺で

 福井市田ノ谷町の国重要文化財「大安禅寺」で15日、デジタルアートイベント「365年を光で紡ぐ通(みち)」が始まった。光で照らされた作品が飾られた空間を巡り、来場者は寺の歴史に理解を深めた。16日まで。
 保存修理事業が2019~32年の予定で実施されている寺の魅力を発信し、文化財を守り伝える機運を高めようと、同寺と県教委が昨年に続いた企画した。1658(万治元)年に寺を創建した福井藩4代藩主・松平光通(みつみち)の妻、国姫に焦点を当て、創建当時の物語をたどる仕掛けにした。
 境内では、国姫の生い立ちや和歌を紹介するパネル展示とともにライトアップを実施。寺の中では、笏谷(しゃくだに)石の上に飾った...

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