衣浦臨海鉄道が新型機関車「KD58」の運転開始 燃費向上で環境に配慮
2025年3月16日 00時08分 (3月16日 20時51分更新)
知多半島と三河地域に囲まれた衣浦臨海工業地帯を走る貨物専用の「衣浦臨海鉄道」(半田市)は15日、新型機関車の運転を始めた。燃費が向上し、環境に配慮した車両となっている。
半田ふ頭駅と東成岩駅を結ぶ半田線が1975年に開通して以降、半世紀に渡り運行してきた車両「KE65」の車検を引き受けてくれる場が2024年度でなくなるため、新車両の導入に踏み切った。
新車両「KD58」はJR貨物と川崎車両が共同で開発した電気式ディーゼル機関車で、全長は約15メートル。従来と比べ燃料消費量が約20%低減し、大気汚染物質である窒素酸化物(NOxOx)の排出量も少なくなっている。
環境への配慮やドライバー不足に対...
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