子宮頸がんワクチン「キャッチアップ接種」期限迫る 「命を守るため」名古屋大学医師呼びかけ
2025年3月16日 05時10分 (3月16日 05時10分更新)
子宮頸(けい)がんを予防するヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種機会を逃した人に対する「キャッチアップ接種」の救済措置の期限が迫っている。今月末までに少なくとも1回接種すれば、残りの接種も公費で受けられる。名古屋大産婦人科准教授の新美薫医師は「ワクチンで予防ができる数少ないがんのひとつ。命を守るために接種してほしい」と呼びかけている。 (四方さつき)
対象は1997~2007年度生まれの女性。半年ほどの間に3回接種する必要があり、当初、公費で受けるには今月末までに3回終わらせる必要があった。
だが、厚生労働省によると、昨年夏以降、接種希望者が大幅に増え、ワクチンが不足。そのため12...
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