名古屋市科学館の特別展「鳥」15日開幕 世界各地の貴重な標本がずらり
2025年3月14日 19時10分 (3月14日 19時14分更新)
世界各地の鳥の標本などを集めた特別展「鳥~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」(中日新聞社など主催)の内覧会が14日、名古屋市中区栄2の市科学館であった。特別展は15日~6月15日。
国立科学博物館(東京)で初めて鳥類をテーマに開かれた展覧会を名古屋で開催。遺伝情報の解析による最新の分類に基づくなどして、400点以上の標本を展示する。翼を開くと約7メートルにも達したと考えられる約2500万年前の鳥「ペラゴルニス・サンデルシ」の復元モデルや、国内では絶滅した大型キツツキ「キタタキ」など貴重な標本が並ぶ。
家族5人で訪れた同市中区の小学3年、牛田京吾さん(9)は「飛行機みたいに大きい鳥もいた。たくさん標本があり、鳥の大きさや形が分かってよかった」と話した。
入場料は一般1800円、高大生千円、小中生500円。開館時間は午前9時半~午後5時(入場は同4時半まで)。月曜、第3金曜は休館(5月5日は開館し同月7日に休館)。
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