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にぎわっているけど…8分の乗り換え「慌ただしい」 北陸新幹線延伸1周年、敦賀駅密着

2025年3月14日 16時00分 (3月14日 16時00分更新)
 16日に北陸新幹線延伸から1年となる敦賀駅(福井県敦賀市)。新幹線やJR在来線特急「しらさぎ」「サンダーバード」が乗り入れ、中京、関西と北陸の往来で必ず乗降する「結節点」となった。高低差30メートル、最長350メートルの乗り換えは最短8分で、開業当初から「不便」「慌ただしい」と言われてきた。1周年を控えた日曜日の9日、始発から終電までを見つめた。 (飯村健太、松本桜希穂)

午前6時3分、東京行き始発「かがやき502号」の乗客がホームに向かう=9日、福井県敦賀市の北陸新幹線敦賀駅2階の乗り換え改札で

 午前5時。市街地とは反対の東口で、駅舎が暗闇に浮かぶ。2階改札を通ると、敦賀ゆかりの北前船の帆をイメージした乗り換えコンコースが広がる。建物の高さ37メートルと改札機19基は整備新幹線で日本一を誇る。
 新幹線始発は6時11...

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