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国宝「聖武天皇勅書」を公開 3月22、23日に牧之原・平田寺で

2025年3月14日 05時05分 (3月14日 05時06分更新)
牧之原の平田寺所蔵の国宝「聖武天皇勅書」=牧之原市提供

牧之原の平田寺所蔵の国宝「聖武天皇勅書」=牧之原市提供

  • 牧之原の平田寺所蔵の国宝「聖武天皇勅書」=牧之原市提供
  • 13年に1度御開帳される秘仏「聖観音菩薩立像」=牧之原市提供
 牧之原市大江の平田寺(へいでんじ)は22、23の両日、所蔵する国宝「聖武天皇勅書(ちょくしょ)」を特別公開する。2012年に京都国立博物館に貸し出されるなど県外で展示されたことはあるが、寺での公開は初めて。寺の秘仏「聖観音菩薩(しょうかんのんぼさつ)立像」の13年に1度の御開帳に合わせて公開する。 (高橋健一)
 奈良時代に在位した聖武天皇は仏教による国家運営を目指し、東大寺の大仏を建立したことで知られる。
 勅書は天下太平を祈願してもらうため、東大寺や興福寺など近畿地方の12寺に綿や布を寄進。勅書はその時のもので、「勅」という文字は聖武天皇の直筆とされる。勅書の末尾には、時の左大臣橘諸兄、右大...

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