4回
2019/08 訪問
茨城県産さつまいも“夢ひらく“を使用した焼きいも
<商品>
■特選 蔵(焼きいも 夢ひらく・500g)
・保存方法…要冷蔵
茨城県産さつまいも“夢ひらく“を使用した焼きいも。
“夢ひらく”はさつまいもの品種名ではなく、こちらの会社のオリジナル商標で、品種名は絹のようになめらかな食感が特徴の“シルクスイート“。
かいつか定番の“紅天使“よりは新しいブランドで、2014年頃から見かけるようになりました。
丸々太ったさつまいもが1箱に5本。
内容量は500gとなっていますが、実測は580gでちょっと嬉しい。
しかも、食べられないことが多い端の部分は切り落としてあるので、可食部だけで580g。
食べ慣れた紅天使の焼きいもより太っちょさんに見えましたが、皮と実が分離しており、見た目程大きくはありません。
夢ひらくというさつまいもはもともと水分含有量が多く、焼きいもにする過程で水分が抜けてこうなったのか、そろそろ熟成期間も1年に達する長時間熟成品であったため、熟成が進んだことで引き締まったこうなったのか、それ以外の理由なのかは不明。
蜜(ヤラピン)はほとんどなく、皮は綺麗な状態。
それでも熟成期間が長いこともあってか紅天使とほぼ同じくらい激甘で、しっとりとしていてみずみずしい。
ただ、紅天使ほどのねっとり感はなく、特に中心部はやや引き締まった食感。
これはこれで美味しいですし、一般的な焼きいもと比べたら別次元の美味しさ。
とにかくねっとりとしたタイプが好きならば紅天使、そこまでねっとりしていなくてもという方なら夢ひらくがおすすめ。
好みの問題でしょうね。
個人的には、紅天使の方が好みです。
2019/09/11 更新
2018/12 訪問
新芋でも十分ねっとり濃厚な紅天使の焼き芋
<商品>
■焼き芋 紅天使(新芋・1.5kg)
・長さ…約12cm~22cm
・厚さ…約3~4.5cm
・重さ…約75~150g
・原材料名…さつまいも(茨城県)
紅天使こと紅はるかの新芋を使用した焼き芋。
1箱1.5kg入りで、1本75~150g程のものが13本程入っていましたので、平均すると1本115g程。
いただいたのは11月下旬で、かいつかの焼き芋としては熟成期間が短い"新芋"の分類になるもの。
同梱されていたチラシには、甘さもやわらかさも控えめで、"あっさりとした上品な甘さでほくほくとした食感"と書いてありました。
かいつかの紅天使の焼き芋はねっとりとした食感とさつまいもとは思えない激甘のイメージがありますが、穫れたばかりで熟成が進んでいないとやはりそれなりなのだろう…とそのチラシを見てちょっとがっかり。
…が、いただいてみると、確かにねっとり感はいつも程ではないものの、甘味は十分。
他店の類似品(ねっとり系焼き芋)と比べたら、断然こちらの方が甘い。
熟成期間の短い新芋なのにこの甘さは凄い。
やはり、焼き芋はかいつかが最強だと思います。
2019/03/11 更新
2015/03 訪問
最高糖度47度ともなる激甘ねっとりな究極の焼き芋
<お店について>
こちらは1975年にさつまいも卸問屋として主に焼き芋屋向けに営業を開始したさつまいも専門店。
鉾田市を中心とした茨城県鹿行地域等の約300軒の農家から仕入れたさつまいもを、
年間10,000t程販売。
現在の社名、“株式会社ポテトかいつか“に改称したのは1996年。
なお、“かいつか”は社長の名字“貝塚”から。
卸業だけではなく生産や加工も行っており、
2003年からは独自の研究農場を設け低農薬で化学肥料に依存しない方式を模索研究しているのだとか。
2014年5月1日にはつくば店(蔵出・焼き芋かいつか)もオープン。
<商品>
2015年3月
■焼き芋 紅天使
今回はお裾分けなのでお値段不明。
見た目から、正規品(芋のかたちもよく綺麗で黒色化粧箱に入っているもの)ではなく、
段ボール箱入りでお安くいただける規格外品と思われますが、
見た目は別に気にしないので、安くてたくさんいただける方が個人的にはありがたい。
今にも蜜がしたたり落ちてきそうなくらいねっとりとしていて、相変わらずとても美味しい。
こちらの焼き芋を超える美味しさの焼き芋を私は知りません。
県外の友人にも自信をもってすすめられるスイーツです。
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2014年3月
■焼き芋 紅天使(2kg)…1000円
・保存方法…要冷蔵
茨城県産のさつまいも“紅天使(べにてんし)”を使用した焼き芋。
紅天使はさつまいもの品種名ではなく、こちらの会社が2011年に商標登録したブランド名で、
品種は紅はるか。
紅はるかは2007年頃に九州沖縄農業研究センターで作られた品種で、
母が九州121号(九系58×九系61)、父が春こがね(関東103号×紅あずま)。
ここ数年でずいぶんと見かける機会が増え、生芋や焼き芋はもちろんのこと、
生産量日本一である茨城の干し芋の主品種も玉豊から紅はるかとなってきている気がします。
…で、そんな紅天使こと紅はるかで作った焼き芋がこちら。
割と小振りなサイズの焼き芋が約2kg…何本だったか失念しましたが、20本程だったかと。
要冷蔵なので冷たいのですが、
冷えているにも関わらず気を付けて持たないと潰れてしまいそうなくらいやわらかく、
また皮からは蜜(ヤラピン)が染みだして黒いシミができているのが見てわかります。
箱の底の方の芋は皮から染みだした大量の蜜で敷き紙に張り付いてしまっていたくらいの蜜の量。
収穫後、キュアリング作業を行った後に貯蔵庫でじっくりと熟成させ、
さらにじっくりと時間をかけて焼き上げて蒸らすことで、
甘みが強く芋の蜜がたっぷりの焼き芋となるのだとか。
同封されていた紙に書かれていたおすすめの食べ方は以下の3通り。
1…要冷蔵の状態でそのまま食べる。
2…電子レンジまたはオーブントースターで数秒温めて食べる。
3…冷凍し、少しだけ解凍した状態で焼き芋アイスとして食べる。
大抵のものは冷たい状態より温かい状態の方が甘みが増して感じられ、
つまりは美味しいと感じられるわけですが、この焼き芋に関しては冷たいままでも十分甘く、
ねっとりとしていて美味しい。
さつまいもだけでできているとはとても思えない甘みとねっとり感は、
強いて言うなれば濃厚な芋羊羹やスイートポテトのような味わい。
冷えた状態でスプーンですくって果肉だけをいただいても良いですが、
冬場は電子レンジでひと肌より少し温かいかな…という程度に温めてからいただくと、
よりやわらかくて美味しい。
(温めすぎると甘みよりも熱さが勝ってしまいこの濃厚な甘みが味わえなくなるので注意。)
今回は冷凍する間もなく完食してしまったのでアイスとして食べるとどうなのかは不明ですが、
冷凍保存したものはアイスとして食べるのはもちろんのこと、
電子レンジで解凍したり自然解凍で焼き芋としてもいただけるとのことなので、保存性も◎。
添加物どころか調味料さえも一切不使用の芋100%のスイーツ、オススメです。
焼き芋 紅天使
焼き芋とは思えないこの瑞々しい断面♪
蜜が染みだしてみずみずしい断面の「焼き芋 紅天使」♪
焼き芋 紅天使
焼き芋 紅天使
焼き芋 紅天使
蜜が染みだしている「焼き芋 紅天使」
焼き芋 紅天使(2kg)…1000円
焼き芋 紅天使(2kg)…1000円
2016/07/31 更新
<商品>
■焼き芋 紅天使(1.5kg)
茨城県産のさつまいも紅小芋を使用した焼き芋。
なお、紅小芋は品種名ではなく、不揃いな無選別の紅天使のことのようです。
また、その紅天使もさつまいもの品種名ではなく、こちらの会社が2011年に商標登録したブランド名で、品種は紅はるか。
さらに書くと、紅はるかは2007年頃に九州沖縄農業研究センターで作られた品種で、母が九州121号(九系58×九系61)、父が春こがね(関東103号×紅あずま)。
1箱1.5kg入りで、今回は長さ8cm~19cm、重さ90~143gのものが計12本。
規格外品なのでサイズはバラバラですが、その方がその時の気分によってサイズを選べるのでありがたい。
もちろん、味は同じ。
皮からはヤラピンが染み出しています。
歯がなくても口の中で潰せるくらいやわらかく、ねっとりとしていて、とても美味しい。
先日いただいた、夢ひらくの焼き芋も美味しかったですが、やはり個人的には紅天使の方が好み。
カットすると断面から蜜がしたたり落ちてきそうなくらいみずみずしい焼き芋は、唯一無二の絶品スイーツです。