パシフィック・ストーリー　高速バスとフェリーで行く北海道（東京→札幌）

旅の出発は東京駅から。
八重洲口のJR高速バスのりばに向かいます。
チケットはここで買えますが、事前に別途フェリーの予約をしておく必要があります。

東京駅14：20発の大洗港直通バスに乗り、いざフェリーターミナルへ。
バスは首都高・常磐道を通り、サービスエリア等への立ち寄りはなく、まず水戸駅を目指します。

水戸駅を出発するとき…
あれ、もう誰もいない。。。
東京駅からフェリーターミナルまでの直通バスは1日この1本しかないはずのに、バスで来る人はあまりいないんですね。
16:30頃、私だけを乗せた高速バスは大洗フェリーターミナルに到着しました。

乗船手続きをします。
東京駅のバス乗り場で札幌駅までの通しのチケットを買っていましたが、ここでコンフォートクラスへのアップグレード差額を払いました。

乗船時刻まで時間があったので、近くのコンビニまで歩いてきました。
ファミリーマート大洗港中央店。
フェリーターミナルから徒歩10分くらいでした。
これから同じフェリーに乗るであろう人たちが、いろいろ買い出しをしていました。
船で食べる夕食と朝食を買います。

今回お世話になるさんふらわあ ふらの。
昨年できた新造船！
でかい！

18:00から乗船が始まります。
初めて徒歩で乗船しました。
長いボーディングブリッジを渡っていきます。

さすが新しく、きれいです。
大型船に乗るとわくわくします。

今回はコンフォートクラスを利用しました。
階段つきの二段ベッドになっていて、カプセルホテルみたいです。
4室1組となっていて、グループ旅行でも楽しそうです。
個別のテレビ、コンセントつき。
大きな荷物は無料の（100円玉が返ってくる）コインロッカーに預けられました。

フェリー内にあったパシフィック・ストーリーのパンフレット。
オフシーズンでツーリストクラスだと、1万円をきる価格設定はすごいですね。

今回は利用しませんでしたが、レストランも立派に。

記念撮影コーナー。

トラックや乗用車、バイクの乗船も続き、だんだん人が多くなってきます。
出港まで1時間半あったので、船を探検します。

暗くなってきました。
空がきれい。

もともと出港したら缶ビールを飲もうとしていましたが、生ビールのサーバー発見！
分かっていらっしゃる。

1杯500円。
空港のラウンジにあるような泡が最後で出てくるやつです。
たまらず飲んでしまう。

まだ茨城県ですが、ONLY HOKKAIDO!を先取り。笑

フェリーは定刻の19:45頃、汽笛を鳴らしながら大洗港を出港していきます。
ビールを飲みながら、ゆっくり遠くなる港を眺めます。

フェリーの中の給湯器や電子レンジ。
大浴場に入ってから、夕食タイムです。

先程コンビニで買ったソーセージとサラダに、2杯目のビール。
2杯目のサッポロクラシックは缶ビールで240円で買いましたが、せっかくなのでカップに入れて。笑

フェリー内の自販機は、通常価格でコンビニで買うのと同じくらい。
23時以降は販売停止になってしまいますが、多くの銘柄も揃っており、困りません。

23時頃、福島沖にて。うっすら光が見えます。

福島第一原発のあたりでしょうか。
10kmくらい離れた沿岸を進みます。
復興が進みますように。。

フェリーの中にあった立派な展望風呂。

誰もいなかったので、パシャリ。
太平洋を見ながら、のんびり入れます。

朝起きたら八戸沖まで来ていました。
いい天気で気持ちいい。
ウォークマンでB'zのOCEANを聴きます。

昨日コンビニで買った朝ご飯。
コーヒーは給湯器でお湯を頂き、インスタントのものを。
船の上だからかうまい。

函館の恵山が見えてきます。

ついに北海道！

甲子園で金足農業が頑張っており、結構見入ってしまう。
テレビの画質も地デジでとてもきれいでした。

外で食べるカップラーメンはなんでこんなにおいしいんでしょう！？
お昼ごはん。

いよいよ苫小牧が見えてきました。

ほぼ定刻の13時すぎ、苫小牧西港に入港します。
18時間ちょっとの楽しい船旅でした。

接岸時、多くの人がデッキから北海道到着を眺めていました。

船内で下船手続きをして、ターミナルまで歩きます。
北海道上陸！

苫小牧フェリーターミナルからは、またバスで札幌に向かいます。

北海道中央バスの札幌行き高速バスに乗り込みます。

フェリーが到着してから約30分後の13:56に出発。
苫小牧市内ではぐるぐるまわって、1時間くらいたってようやく道央道に乗りました。
まぁ急ぐ旅ではない。

北海道に来たんだなと感じる景色。

バスに揺られること約2時間、16:00に札幌駅バスターミナルに到着しました。

東京駅出発から約25時間半！
札幌着いた！