ライフスタイルも変わっちゃうかも。
エイベックスとサイバーエージェントが組んで始めた、サブスクリプション型の音楽ストリーミングサービス「AWA」。音楽の聴き方を変えるアプリと話題ですが、そもそもサブスクリプションって?
「サブスクリプション型音楽ストリーミング」って何?
簡単に言うと、「定額制聴き放題」です。もちろん聴き放題といってもプランによっては制限があります。「AWA」の場合、無料プランでは制限時間つきの聴き放題、月額360円ではオンデマンド再生(アーティストやアルバムで検索、指名して再生)以外で聴き放題なLiteプラン、月額1,080円ではすべて聴き放題のPremiumプランがあります。
YouTubeなどと同じで、デバイスにダウンロードするのではなく毎回ストリーミングすることで音楽を聴きます。なので、最初にアプリをダウンロードすれば、アプリにある曲は聴き放題です。
この世のすべての音楽があるというわけではないんですが、人気の曲はけっこう揃ってます。「AWA」のジャンルは、クラブミュージック、J-POP、洋楽、サウンドトラック、そのほかいろいろ。「spotify」なら洋楽、「LINE MUSIC」なら邦楽が豊富と、サービスによって得意なジャンルが変わってくるのもおもしろいですね。ということで、「サブスクリプション型音楽ストリーミング」をざっくりまとめると、「毎月1,000円くらいで曲が(だいたい)聴き放題」なサービスです。
「AWA」の特徴
「聴き方」が違います。これまでモバイルデバイスでの音楽視聴といえば、CDをリッピングしたり、iTunesでダウンロードしたりしてライブラリに保存、アルバムの順番で聴いたり、たまにシャッフルしてみたりって感じでした。でもサブスクリプション型では、そのサービスが持っている曲全部がライブラリに入ってるようなもの。膨大すぎていままでの聴き方だけではもったいないような気がしますよね。
「AWA」の場合、聴き方は主に3種類です。まずは、プレイリスト再生。テーマに沿って、いろんなアーティストの曲がいろんな順番でまとめられてるアレです。
「AWA」の特徴はとにかくプレイリストがたくさんあること。毎日更新される人気曲のプレイリスト「TRENDING」と、AWAユーザーが作ったプレイリスト(8曲で構成)です。よくYouTubeやニコニコ動画などで「作業用BGM」という再生リストが作られていますが、そんな感覚で他のユーザー作ったプレイリストがたくさん公開されています。
プレイリストは、「GENRE」(ポップなどのジャンル別)、「MOOD」(ハッピーやリラックスなどの気分別)に分けてまとめられています。また「DISCOVERY」(自分の聴いた音楽の傾向をもとにおすすめが表示される)からも探すことができます。
2つめの聴き方は「Radio」。「RECOMENDED STATION」から曲かアーティストを選ぶか、その下の「GENRE STATION」からジャンルを選ぶと、似たような曲がエンドレスで再生され続けます。次に何が流れるかわからないので、新しい曲との出会いがあるかも。
もちろんビビッときた曲は、ジャケットをタップすると歌詞を確認することもできますし(いま歌われてるところを追ってオレンジで表示)、「Favorite」からお気に入りに追加してあとで聴くことも。
Premiumプランであれば、従来の聴き方に近い、アーティストやアルバムを検索して指名で曲を再生する「オンデマンド再生」も可能。また自分でプレイリストを作って保存・公開することもできますよ。
ちなみに現在、「AWA」は無料お試し期間中。3カ月無料でPremiumプランが使えます。自分のライフスタイルに合うかどうか、試してみてはどうでしょう。
source: AWA
(斎藤真琴)