キャンプシーズン到来 野球・サッカープロ24チーム

中島健
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 宮崎に春のスポーツキャンプの季節がやってきた。県内7市町でキャンプを張るのは、プロ野球8チーム、Jリーグ16チームと昨年より2チーム増。Jリーグ開幕は昨季より10日程度早い2月中旬のため、今月中旬から続々と来県している。

 県のまとめによると、初めて県内でキャンプを張るのはプロ野球千葉ロッテマリーンズ。J1のアルビレックス新潟とJ3のツエーゲン金沢は13日にキャンプを開始した。

 13日には日向灘を震源とする最大震度5弱の地震が発生したが、受け入れ側も細心の注意を払ってサポートする構えだ。

 14日には、宮崎市で延べ28回目のキャンプになるJ1鹿島アントラーズが宮崎入り。宮崎空港で出迎えた永山英也副市長は「大きな地震がありましたが、安全で安心して練習できるよう協力していきたい」。鬼木達監督は「厳しいトレーニングの楽しみは食事。来年戻ってきたときにいい報告ができるようがんばりたい」と話した。

 市観光協会によると、津波の際の避難経路をチームと確認したという。

 県内初キャンプのロッテは、都城市の都城運動公園野球場で2月1~24日、トレーニングを積む。市は受け入れ強化のため、屋内練習場やブルペンなどを整備した。

 県は、ラグビーを含めプロ43チーム以上のキャンプを目標に日本一プロジェクトを展開しており、スポーツランド推進課の担当者は「チームが集まることで練習試合も組みやすくなり、さらにチームが増える好循環になっている」。

 キャンプの数に含まれていないが、J2昇格をめざす地元テゲバジャーロ宮崎も、2月16日からのリーグ戦に向け、練習をスタートさせている。

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この記事を書いた人
中島健
宮崎総局
専門・関心分野
農業、防災、子育て