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盛力健児

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鎮魂〜さらば、愛しの山口組単行本 – 2013/8/30

盛力健児 (著)

3.9 149個の評価

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日本最大の暴力団「山口組」。この巨大組織に約50年にわたって所属した元幹部で、「盛力会」会長の盛力健児氏が、自らの苛烈な極道人生と、組織の三代にわたる興亡を綴った自叙伝。後藤忠政・元後藤組組長の自叙伝『憚りながら』、関東連合OB・工藤明男の手記『いびつな絆関東連合』(いずれもベストセラー)に続く、宝島社発「ピカレスク・ノンフィクション」の金字塔!
盛力氏は昭和50年代に勃発した山口組と松田組の抗争「大阪戦争」最大の功労者。昭和42年に山本健一・初代山健組組長(後の山口組三代目若頭)から盃を受けた山口組の元重鎮である。大阪戦争の最中、田岡一雄・三代目山口組組長が京都のクラブ「ベラミ」で銃撃された、俗にいうベラミ事件の報復(かえし)で先陣を切り、その後、殺人の容疑で大阪府警に逮捕され懲役16年の実刑判決を受け、宮城刑務所で長期服役した。
平成8(1996)年に出所するが、盛力氏の目に映ったのは、バブル時代をくぐりぬけてカネまみれになった「五代目山口組」の姿だった……。
本書の特異性は、山口組・三代目~六代目を組織中枢から見続けてきた当事者が、自身の半生と並行しながら、この巨大組織内部で繰り広げられて来た暗闘劇を赤裸々に語っている点だ。
従来、当事者からは決して口外されることのなかった「宅見若頭暗殺」「六代目政権誕生」の舞台裏が、衝撃的な証言、事実とともに明かされている。組織中枢の「奥の院」で繰り返されてきたのは、まさに北野武監督の映画「アウトレイジ」を地でいく、カネと暴力が交錯した権謀術数渦巻くダーティーな世界だった……。
インタビュー・構成は西岡研介(ジャーナリスト)、企画・編集は井野良介(宝島社編集者)。『憚りながら』と同じ制作スタッフが送る。本年度最大の問題作・話題作と評されること必至の「本格ノンフィクション」!

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本の長さ

287ページ
言語

日本語
出版社

宝島社
発売日

2013/8/30
寸法

13.6 x 2.3 x 19.5 cm
ISBN-10

4796699147
ISBN-13

978-4796699143

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著者について

盛力健児(せいりき・けんじ)プロフィール
昭和16年5月29日、香川県三豊郡(現・観音寺市)に生まれる。昭和42年5月3日、山本健一・山健組組長(後に三代目山口組若頭)から親子の盃を受け、若頭補佐として山健組入りし、「盛力会」を設立。昭和54年、大阪戦争の最中に起こったベラミ事件(敵対する松田組傘下組織による田岡一雄・三代目山口組組長銃撃事件)で報復の先陣を切り、大阪府警捜査四課に逮捕される。
昭和55年3月、懲役16年の実刑が確定して宮城刑務所に。平成元年6月、獄中で五代目山口組の直参に昇格。平成8年、同刑務所を出所し、以降、五代目山口組、六代目山口組の直参として盛力会を率いるが、平成21年2月、山口組内の直参大量処分騒動に巻き込まれて除籍処分を受け、引退。平成16年、中国「嵩山少林寺」の素喜大師から弟子と認められ、引退後は嵩山少林寺グループの会長として道場の設立を目指す。法名「釋徳盛(シャクトクセイ)」。

登録情報

出版社 ‏ : ‎ 宝島社; 第一刷版 (2013/8/30)
発売日 ‏ : ‎ 2013/8/30
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 287ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4796699147
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4796699143
寸法 ‏ : ‎ 13.6 x 2.3 x 19.5 cm

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3.9 149個の評価

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盛力健児

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お客様のご意見

お客様はこの本の内容について、とても読み応えがあると評価しています。山口組の内情がよく書かれており、迫力があり大変面白く読まれています。極道の人たちならたまらない本だと感じています。また、裏世界がわかりやすく書かれているため、人生観が見えて良いと感じているようです。一方で、分かりやすさについては意見が分かれているようです。細かいところまで配慮した記述や、複雑な組織と多彩な人物が登場するにもかかわらず、夢中になって読んだという声もあります。

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内容面白さ分かりやすさ状態

14人のお客様が「内容」について述べています。14肯定的0否定的

お客様はこの本について、とても読み応えがあり、山口組の内情がよく書かれており、裏世界がわかりやすく書かれていると評価しています。また、迫力もあり面白く読まれているようです。予想通り面白く期待を裏切らない内容で、あっという間に読破できたという声もあります。

"中古で購入したので状態はそこそこです。 内容は良かったです。" もっと読む

"...それが自分の命を狙われる遠因にもなってるわけで・・・（結局”カネ”なんじゃ・・・と思わざるを得ない） 読みごたえは十分にあると思いますが、 ”ヤクザの論理”には共感できないので☆１個減らして・・・" もっと読む

"興味ある内容が、いっぱいで良かった。本当かどうかは、わからないけどすごい人だったことは間違いないと思う。読んでみて、面白いとは思ったし人生観が見えていいと思った。" もっと読む

"真実を書いてると感じた.迫力もあり大変面白く読ませていただきました。" もっと読む

8人のお客様が「面白さ」について述べています。8肯定的0否定的

お客様はこの小説について、面白いと評価しています。とても迫力のある内容で、極道の人たちならたまらない本だと感じています。裏世界がわかりやすく書かれているため、興味深い内容だと感じているようです。また、人生観が見えていいという意見もあります。

"興味ある内容が、いっぱいで良かった。本当かどうかは、わからないけどすごい人だったことは間違いないと思う。読んでみて、面白いとは思ったし人生観が見えていいと思った。" もっと読む

"ただ、個人的には後藤氏の憚りながらの方がいろんな裏話や組関係者以外の人間との繋がりが詳しく書かれ好奇心がくすぐられました。山口組内部の人間関係は憚りながらより詳しく描かれてたと思います。一般社会でもそうですが、やはり組織が大きくなり利権や金が絡んでくると内紛が起こり分裂したりする。..." もっと読む

"極道の本当の話しで凄く面白かったです。極道の人たちならたまらない本です。" もっと読む

"今までにない視点からの暴露本でとても面白かったです。ここまで書いても大丈夫なのか？と思いました。" もっと読む

6人のお客様が「分かりやすさ」について述べています。6肯定的0否定的

お客様はこの本の分かりやすさを高く評価しています。良く分かり、細かいところまで配慮した記述があり、複雑な組織と多彩な人物が登場するにもかかわらず、夢中になって読んでしまいました。ただし、内容が良く分かんないという指摘もあります。また、日常では聞く機会がない内容だと感じており、分からない事が学べると好評です。

"内容が良く分かんらない。そんなに面白く無かった。" もっと読む

"シズル感のある語り口、細かいところまで配慮した記述、複雑な組織と多彩な人物が登場するにもかかわらず、夢中になって、あっという間に読んでしまいました。" もっと読む

"任侠に生きる著者の生き様が良くわかりました。また山口組の知らない裏側も少し分かり興味深かったです。" もっと読む

"謎に思っていた部分がかなり詳しく記述されており非常に興味を持って一気に読破してしまいました" もっと読む

3人のお客様が「状態」について述べています。3肯定的0否定的

お客様はこの作品について、非常にきれいな状態だと評価しています。さらば愛しの山口組や、リアリティのある話も魅力的だと感じています。また、五代目の渡辺組長が嫌いだという指摘もあります。

"非常にきれいな状態でした❗" もっと読む

"少し話は、古いけど、リアリティがあります。この人は、五代目の渡辺組長が嫌いなんだなーと思いました。" もっと読む

"さらば愛しの山口組..." もっと読む

上位レビュー、対象国：日本

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金五郎
盛力さん真っ直ぐそうなので
2024年8月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入

まだか読んでないです…盛力さん他の方々と違う感じで嘘がないと感じたから

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役に立った

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Yoshi.T
良かった
2025年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中古で購入したので状態はそこそこです。
内容は良かったです。

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役に立った

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ＳＷ
読みごたえはあったけど・・・
2015年1月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
遅ればせながら読みました。

一番読みごたえがあったのは、やっぱり六代目の代替わりの”真相”の部分でしょう。
真偽のほどは・・・ですが、たしかに今のトップ３の顔ぶれと出身組織をみると、
”つじつま”がぴったり合うわけで・・・内容がホントだとすれば、
五代目若頭射殺以降、よく”無血”に近い状態でこれらの一連の流れが行ってたな・・・と思う。
やり方を誤れば”山健組VS弘道会”の全面戦争にもなり兼ねなかったわけで・・・

あとは、”現代ヤクザ”に求められているものが、”抗争（ケンカ）の強さ”より
”資金力（カネ）”へと比重がシフトしていってる様も読みごたえがあった。
あくまで中部地方の一有力組織でしかなった弘道会が、某空港建設の公共工事の利権を
独占することによって急激に資金力と組織力を高め、ついには執行部を飲み込んで
当代を輩出する組織へとなっていくさまはわかりやすくてよかったです。
（内容がホントならば・・・ですが）

ただ、受け入れられない部分も・・・
ところどころに”ヤクザの論理”・・・というか、どーにも一般人には理解しがたい
考え方がところどころ出てきて・・・その点は、読んでて嫌気がさしてきた。

とくに五代目の若頭射殺に関与したとされる某組長にしても、
”こっちの金は受け取らないけど一方で、別のところから金を無心して・・・”
という行動は理解できませんね、もしほんとなら。
それが自分の命を狙われる遠因にもなってるわけで・・・
（結局”カネ”なんじゃ・・・と思わざるを得ない）

読みごたえは十分にあると思いますが、
”ヤクザの論理”には共感できないので☆１個減らして・・・

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4人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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レポート
ナオミナナ
事実に基づいた本です。
2023年12月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現場を知っている者が読んでも納得出来るような作品です。皆さま是非ご覧ください。

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役に立った

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小林
そんなに面白く無かった。
2024年6月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容が良く分かんらない。そんなに面白く無かった。

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業者選びが下手なおっさん
面白いですね。
2015年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いろんな人生模様をみてるみたいで、最高ですね。今の山ちゃんの分裂劇のエピローグですね。

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2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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サスケ
漢
2021年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
漢

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4人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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山村貴輝
非常に良い本です
2016年9月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「暴力団」と言われる「山口組」の中で筆者が何を考え、どう生きてきたかを重い筆致で描いた本です。なかなか「組織の内部」をうかがい知ることはできませんが、こういう本でその一端を知ることができます。

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