非常に読みやすい本です。
海外でクリエイティブな企業の実話に基づいて各パターンの人間について説明があります。
自分のチームでの在り方を考える上では読んでおいて損はないかとと思います。
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イノベーションの達人!: 発想する会社をつくる10の人材 単行本 – 2006/6/1
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- 本の長さ300ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2006/6/1
- ISBN-104152087366
- ISBN-13978-4152087362
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2006/6/1)
- 発売日 : 2006/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 300ページ
- ISBN-10 : 4152087366
- ISBN-13 : 978-4152087362
- Amazon 売れ筋ランキング: - 105,891位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 9,047位投資・金融・会社経営 (本)
- - 12,728位ビジネス・経済 (本)
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- 2007年2月8日に日本でレビュー済み本書は、イノベーションをするためには10の役割が必要である、と力強く説いている。視点はかなり面白い。しかしながら、かなりこじつけっぽく感じる。
10人もいないのに成功している会社は日本にもたくさんあるので、発想する過程の中で、この10段階を構築していくと、イノベーションするための幅が広がっていく、とした方がよかったのではなかろうか?
内容は悪くはないが・・・
- 2018年8月6日に日本でレビュー済みAmazonで購入大学の講義で使ったのですが、イノベーションを起こす人材とは何か、分かりやすかったです。
- 2016年8月14日に日本でレビュー済みAmazonで購入自ら新しいことを学ぼうとする時、誰しも心になんとなく
「スゴイやつになりたい」という思いを抱えてると思う。
ただ、その理想像は人それぞれで、その理想像によって
それぞれ英語を勉強したり経済を勉強したりするんだろう。
そうやって自分の「できる」を積み重ねていく。
さて、自分も「スゴイやつ」になりたくて本書をとった。
そしてとても困惑した。
この中の10人の役割はどれも企業にとって不可欠で、誰もが
とてもスゴイやつである。しかし、その中のいくつかには自分が
明らかになれないものも含まれていた。能力不足ではなく、
性格や考え方がまったく違うという意味で。いやむしろこの中の
どれにでもなれる人なんて存在しないようにも思えた。
いくつもの「できる」を積み重ねてもなれないものがある。
むしろ自分の強みやその時の状況ををきっちり認識して
「スゴイこと」をできるやつが「スゴイやつ」なんだなと思い知らされた。
むしろ何だか道徳的の教科書的な結論に自分の中で至ってしまい
ましたが、何にせよ思考を刺激される非常に良い本だと思います。
- 2006年9月25日に日本でレビュー済みAmazonで購入この本を読むと、より自由な発想が、柔軟な組織が、個人の尊重が
イノベーティブなモノ作りに重要であることがよくわかります。
章立て、文節の量や切り方がとてもよく、ストレスなく読めました。
内容についても、全体と各章のテーマが明確になっていて理解しやすい本と思います。
文章にエネルギーがあり、著者、訳者ともに素晴らしい熱意を持って執筆したのがよく伝わってきます。
10人の役割は特に斬新な話ではありません。
しかし、それらを定義づけたことに非常に価値があると思います。
各役割についての説明を、実際のケースを使って行っているため、
読む側が共感しやすく、理解したことを実感として持てます。
この素晴らしい本で言っている話はやはりアメリカ的な感があり、
日本の会社にはそのまま適用できないような気もします。
ただし、現在の自分の職場において何が不足しているのか、どうすれば改善できるのか、
そういったことを模索するためのきっかけや良い材料になりえます。
業界問わず多くの方にお勧めしたいと思います。
- 2011年5月2日に日本でレビュー済みAmazonで購入IDEOはアメリカでは有名なデザイン会社。同社のトップがInnovationが出来るための条件を端的に上げている。仕事柄、新商品を企画する人を見ているが、この著者が見ているポイントは見事に言い当てていると思う。特に10章に一つづつInnovationが出来る人、チームの条件を持ってきているが、その第1章に持ってきている条件がなんと人類学者。すなわち人の行動をつぶさに観察する人。これは本当に鋭い洞察だと思う。さらに、それ以外にも、舞台装置家とか、経験デザイナーとか、やはり最先端で商品を企画している人たちが見ているポイントは違うと思わされる。Innovativeな仕事をしたい人には必須の書物だと思う。
- 2006年7月9日に日本でレビュー済みAmazonで購入IDEOといえば、かつてはプロダクトデザインの分野で高い評価を受け、最近では、顧客経験やコンサルティングまで、幅広い分野で活躍しています。この本では、IDEOが手がけてきたさまざまなプロジェクトの経験を元に、どのような人材がいればイノベーションが実現できるのかをわかりやすく紹介しています。
10の人材は、それぞれわかりやすい名前がつけられています。人類学者と実験者と花粉の運び手は情報収集をするキャラクター、ハードル選手とコラボレーターと監督は土台を作るキャラクター、経験デザイナーと舞台装置家と介護人と語り部は実現するキャラクターと位置づけられています。
控えめに見ても、IDEOに集まっている人材はかなり優秀で、穿った見方をするとこの本自体が単にIDEOの会社自慢をしているように見えてしまうかもしれません。しかし、これらの役割は、誰か一人だけに固定されたものではなく、誰もが演じることのできるもので、自分が担当する役割を適切に演じることでイノベーションを実現することができる、ということがプロローグで強調されています。
どのような役割が必要で、自分がどの役割が必要かをきちんと理解していれば、IDEOのようなイノベーションが実現できる、というのは魅力的な提案だと思います。また、予算が限られている場合にも、さまざまな方法で切り抜けてきた(あるいはそれを逆に利用してきた)実例が紹介されていて、「○○だから自分たちにはできないなぁ」と思わせないような構成になっているのはさすがです。
イノベーションの重要性や、ラピッド・プロトタイピングの手法などを紹介した、著者の前著である、「発想する会社!」とあわせて読んでみると、より理解が深まるのではないでしょうか。
- 2011年2月25日に日本でレビュー済みIDEOは、いままで数々の固定概念を覆してきたデザインファームである。
そのイノベーターを率いる筆者が、イノベーションを10の要素に分解して擬人化した。
10の役割をもつキャラクター達がよってたかって一つの物を創りだす時、未だかつてないクールなモノが出現するのだ。
読者は自分がどのキャラクターを演じれるか想像するだろう。そして周りに誰がいないのかを知ることになるだろう。
しかし、実は筆者は11番目のキャラを隠している。そう10のキャラを束ねる自分をだ。
読者は、ドリームチームの為に自分の周りから10のキャラを探し出そう。足りなければ自分が演じよう。
その力を最大とすることができる11番目のキャラをも自分が演じる時、未だかつてないクールなモノが出現する。