茅ヶ崎駅周辺で4月20日に行われる「第70回大岡越前祭」の「2025 大岡越前祭ビッグパレード」に、ダンスと演奏で参加できる企画が進められている。
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呼びかけているのは市民団体「湘南SHOW点」。同団体は地域の魅力を伝えるプロモーション活動を行っており、茅ヶ崎のPRソングを制作するなどの活動を続けている。今回の企画では、楽器ができる人も初心者も参加可能で、歌いながら踊るスタイルを取り入れる。「赤とんぼ音頭」や「浜降サンバ」などの楽曲に合わせ、盆踊りやサンバの演奏を練習し、本番でパレードに参加する。
湘南SHOW点のチームは、障害の有無や年齢を問わず誰もが参加できるインクルーシブな取り組みを目指している。昨年は全盲の人や知的障害のある人も多く参加し、4歳から80代まで幅広い世代が一緒にパフォーマンスを披露した。今年は車いすの人の参加も検討している。
同団体代表の清水友美さんは、支援学校の知的障害のある生徒たちからの依頼を受け、「ともに生きる社会かながわ憲章」のPRソングを制作。同パレードでは、この楽曲を用いて歌と踊りを披露し、共生社会の実現をアピールする。
本番に向け、事前ワークショップを行う。開催日は3月22日、3月29日、4月6日・13日・20日で、いずれも10時～12時。会場は茅ヶ崎市勤労市民会館やうみかぜテラス、青少年会館など。月額500円で、パレード出演には最低1回の参加が必要。
清水さんは「年齢や経験を問わず、誰でも気軽に参加できる。障害の有無を超えて、一つの目標に向かって練習し、本番のパレードで共に楽しくパフォーマンスを披露したい」と話す。
本番は4月20日の13時～15時。