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覚醒

覚醒

生成AI時代の独創的な研究開発を募集 令和6年度覚醒プロジェクト始動

若き研究者よ、チャンスを活かせ!

若手人材によるディープテック 研究プロジェクト

300万円(給与+研究費)支援

産総研の最先端設備利用

PMが伴走・助言

若手研究者による独創的な研究開発を募集

「覚醒」プロジェクト
とは?

若手人材が、国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)の保有する
先端的研究設備等を活用することにより、
ディープテック分野の独創的かつ斬新な研究開発を推進し、
社会課題解決にチャレンジするプロジェクトです。

応募から
研究開発終了までの流れ

1

応募する

応募受付

2024年3月18日(月)~5月7日(火)12:00

応募受付は終了いたしました。
ご応募ありがとうございました。
2

審査・採択・契約

一次審査(書面)
:応募締切後〜2024年5月13日(月)
二次審査(ヒアリング)
:2024年5月16日(木)、17日(金)
 予備日 18日(土)、19日(日)
採択通知
:2024年5月22日(水)

採択決定後、産総研との雇用契約の手続を実施

3

研究実施期間

2024年7月1日(月)~2025年3月31日(月)

研究実施期間中には、キックオフ会議、中間報告会等のイベントを開催

4

成果報告会(予定)

2025年3月

スーパーバイザー・
プロジェクトマネージャー

  • AI 松原 仁

    スーパーバイザー

    京都橘大学
    工学部情報工学科・大学院情報学研究科 教授
    情報学教育研究センター長

    松原 仁

  • AI 大西 正輝

    スーパーバイザー/プロジェクトマネージャー

    産業技術総合研究所 人工知能研究センター
    社会知能研究チーム長

    大西 正輝

  • AI 牛久 祥孝

    プロジェクトマネージャー

    株式会社NexaScience
    代表取締役

    牛久 祥孝

  • AI 金崎 朝子

    プロジェクトマネージャー

    東京科学大学 情報理工学院
    准教授

    金崎 朝子

  • AI 谷中 瞳

    プロジェクトマネージャー

    東京大学大学院 情報理工学系研究科
    准教授(卓越研究員)

    谷中 瞳

  • AI 井本 桂右

    プロジェクトマネージャー

    同志社大学 文化情報学部
    准教授

    井本 桂右

  • 生命工学 阿部 敬悦

    プロジェクトマネージャー

    東北大学大学院農学研究科
    教授

    阿部 敬悦

  • 生命工学 瀬々 潤

    プロジェクトマネージャー

    ヒューマノーム研究所
    代表取締役社長

    瀬々 潤

  • 生命工学 湯元 昇

    プロジェクトマネージャー

    神戸大学先端バイオ工学研究センター
    客員教授

    湯元 昇

  • 材料・化学 谷池 俊明

    プロジェクトマネージャー

    北陸先端科学技術大学院大学
    教授

    谷池 俊明

  • 材料・化学 藤井 幹也

    プロジェクトマネージャー

    奈良先端科学技術大学院大学
    データ駆動型サイエンス創造センター・先端科学技術研究科
    教授

    藤井 幹也

  • 材料・化学 長藤 圭介

    プロジェクトマネージャー

    東京大学工学部
    准教授

    長藤 圭介

  • 量子 藤巻 朗

    プロジェクトマネージャー

    名古屋大学 未来社会創造機構
    特任教授

    藤巻 朗

採択者・研究テーマ・
担当PM(敬称略)

研究実施者所属研究テーマ担当PM
五十嵐 俊治東京大学大学院 / Augmented Communications株式会社実生活空間の電力波形分析によるプライバシーに配慮した適時的相互作用技術の開発大西 正輝氏
綱島 秀樹早稲田大学因果推論による系統的汎化エージェント
加藤 拓也大阪公立大学CAE活用の幅を広げ、熟練技能を代替する高速なFEMサロゲートモデルの構築牛久 祥孝氏
篠田 理沙京都大学農業分野における現場応用のための大規模言語視覚モデルの開発
髙橋 舜奈良先端科学技術大学院大学統合的音声言語モデルの開発:世界の言語に通用する自然言語処理の実現に向けて金崎 朝子氏
滝沢 力京都産業大学人の発音能力を活用した音響合成技術の研究
田中 雄輝慶應義塾大学動作の位置と力に着目したMotion Image Captioning+Fusionモデルに基づくロボットの未知動作生成谷中 瞳氏
髙橋 利孔公立はこだて未来大学 大学院大規模言語モデルを用いた階層構造に従った手続き的な物語作成支援システム
恩田 健太郎東京大学母語話者音声コーパスのみを用いたデータ拡張による外国語訛りに頑健な自動音声認識システムの構築井本 桂右氏
安田 裕介名古屋大学オープンなデータに対して生成AIの信頼性を改善する最適主観評価のシステム基盤
佐久間 航也名古屋大学迅速構造決定手法の開発による新規有用酵素の発掘・合理改変サイクルの加速阿部 敬悦氏
安田 佳生東京大学実験データと分子シミュレーションを融合し機械学習で実現する、抗体小型化を指向した環状ペプチド設計手法の開発
川久保 修佑東京大学感染症の制御に向けたウイルス進化予測技術の開発瀬々 潤氏
羽田 政司東京大学ジアリールエテンを用いた新規高次クロマチン構造解析方法DE-C法の開発とマウス精子への応用
飽田 寛人広島大学「超」ヒト脳オルガノイドにより切り拓く次世代バイオコンピュータ開発湯元 昇氏
武井 仁志東京理科大学マウスへの心理的ストレス負荷による慢性睡眠障害の発症におけるオレキシン神経系の関与
伊東 周昌東京大学ハイスループット実験と大規模計算によるゼオライト触媒設計およびデータベースの構築 谷池 俊明氏
菅野 杜之東北大学深共晶溶媒を用いた新奇ハイエントロピー合金合成法の開発
長田 浩一東北大学ハイスループット実験により加速する可視光駆動型分子性金属酸化物によるCO2変換触媒の覚醒藤井 幹也氏
堀 優太筑波大学メタン酸化触媒の設計に向けた量子化学とデータ駆動型触媒インフォマティクス
中島 優作大阪大学誰もがラボラトリーオートメーションを実装できる社会を目指した自動実験技術の開発長藤 圭介氏
渡辺 悠生九州大学セルロースナノファイバーで被覆された木質模倣真球微粒子の構造制御と機能設計
佐藤 優大東京理科大学スピン量子ビットのシミュレーションとゲート最適化藤巻 朗氏
竹田 一志広島大学単分子誘電体デバイスの性能向上

イベント開催報告

2024年7月20日
令和6年度 覚醒プロジェクト キックオフイベントを開催しました。

「覚醒」2期目となる2024年度採択の研究実施者24名と、12名のプロジェクトマネージャー(PM)が一堂に会し、これからスタートする研究について各研究実施者から発表がありました。

昨年度の研究対象領域は「AI」のみでしたが、今期はこれに加え「生命工学」「材料化学」「量子」を含めた計4領域に拡張されたことに伴い、当日はまず、各領域ごとのPMによるトークセッションから始まり、その後で、各領域の研究実施者が自身の研究テーマについて発表するという流れで進行しました。

up令和6年度 覚醒プロジェクト キックオフイベント
up令和6年度 覚醒プロジェクト キックオフイベント
up令和6年度 覚醒プロジェクト キックオフイベント
up令和6年度 覚醒プロジェクト キックオフイベント

全てのトークセッション、研究実施者の発表が終わったところで、各研究テーマごとにポスターセッションを実施しました。なお、掲示する研究テーマは24件あり、数が多かったため、前半/後半の2チームに分けて順に交流の時間を設けました。

up令和6年度 覚醒プロジェクト キックオフイベント
up令和6年度 覚醒プロジェクト キックオフイベント
up令和6年度 覚醒プロジェクト キックオフイベント
up令和6年度 覚醒プロジェクト キックオフイベント

キックオフイベントとしての予定を終えた後は、会場を別の部屋に移して懇親会を開催しました。当イベントは、研究実施者たちが今後およそ8ヵ月間に渡って研究を進めるにあたり、PMや他の研究実施者と交流することで、自身の研究の参考やモチベーションアップに繋がることを目的に実施しています。今後もいくつかの企画を通して、各研究テーマの取り組みを応援して参ります。

up令和6年度 覚醒プロジェクト キックオフイベント

2024年10月15日
ABCIの効率的な利用についてのオンライン勉強会を開催しました。

研究実施者を対象に、ABCIについての理解を深めてもらうオンライン勉強会「ABCIで回そう爆速(基礎・実践編)」を開催しました。勉強会では、坂東 宜昭主任研究員(産総研人工知能研究センター)より、ABCIの使い方についての詳しい説明がありました。坂東研究員のわかりやすい説明に、参加者のABCIへの興味も深まったようです。勉強会の中で、研究実施者からの質問も寄せられ、ABCIの活用方法を学ぶ貴重な機会となりました。

upABCIの効率的な利用についてのオンライン勉強会①
upABCIの効率的な利用についてのオンライン勉強会②

2024年11月16日~17日
令和6年度 覚醒プロジェクト中間報告会を開催しました

 令和6年度「覚醒」プロジェクトに採択された研究実施者による研究が始まり、ちょうど折り返し地点に達しました。各研究実施者がこれまでに進めてきた研究の進捗や、途中の成果を発表する中間報告会を開催しましたので、その様子をレポートします。


 2日間に渡って開催されたこの報告会には、23名の研究実施者と12名のPM(大西正輝、牛久祥孝、金崎朝子、谷中瞳、井本桂右、阿部敬悦、瀬々潤、湯元昇、谷池俊明、藤井幹也、長藤圭介、藤巻朗の各氏)、さらに産総研の受入研究者(6名)が参加しました。研究実施者自身の発表と、それに対する議論が行われたのはもちろん、他者の研究内容に刺激を受けたり、担当外のPMとも交流を深める機会となりました。

 各研究実施者の発表は、あらかじめ割り当てられた時間で行われ、発表ごとに他の研究実施者やPMから多くの質問やコメント、アドバイスが寄せられました。

up令和6年度 覚醒プロジェクト中間報告会①
up令和6年度 覚醒プロジェクト中間報告会②

 1日目は午前10:30からのスタートで、計11名の中間報告が行われました。最初は緊張していた研究実施者も、時間が経つにつれて発表の熱も加わり、質疑応答の時間には多くの質問や意見が飛び交いました。初日の発表が終わった後は、別室に移動して交流会を催しました。今回、ポスター発表はありませんでしたが、報告会の熱量そのままに、研究内容に関する議論や情報交換が活発に行われ、参加者同士の交流がさらに深まったようです。

up令和6年度 覚醒プロジェクト中間報告会③
up令和6年度 覚醒プロジェクト中間報告会④
up令和6年度 覚醒プロジェクト中間報告会⑤
up令和6年度 覚醒プロジェクト中間報告会⑥

 2日目は朝の9:00から始まり、計11名の中間報告が行われました。前日と同じく活発な質疑応答や、研究内容への所感や共感が示され、各研究テーマの今後の展開が楽しみになる報告会でした。今年度はPMの発言する隙がなくなるほど、研究者同士の質疑応答や意見交換が活発で、研究の中間報告という題目以外にも、領域を超えた交流の機会としても大変有意義な開催になったと思います。

up令和6年度 覚醒プロジェクト中間報告会⑦
up令和6年度 覚醒プロジェクト中間報告会⑧
up令和6年度 覚醒プロジェクト中間報告会⑨
up令和6年度 覚醒プロジェクト中間報告会⑩

 両日の日程最後には、プロジェクトの連帯感を高める目的で揃えた「覚醒」Tシャツで、集合写真を撮影しました。

up令和6年度 覚醒プロジェクト中間報告会⑪
up令和6年度 覚醒プロジェクト中間報告会⑫

 皆様の発表を聞いて、研究はまだ道半ばですが、その途中でも多くの困難や課題があることが分かります。そんな時、アドバイスを頂ける先生や悩みを相談できる仲間がいること … そんなネットワーク作りも、今後の研究進捗に重要な要素になると考えています。「覚醒」プロジェクトでは引き続き、様々な形で研究実施者とその研究を支援して参ります。

FAQ

よくある質問はこちら

実施機関

国立研究開発法人産業技術総合研究所
株式会社角川アスキー総合研究所(事務局運営機関)

関連リンク

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