豪雪地帯
豪雪地帯（ごうせつちたい）は、冬に大量の積雪がある地域のことで、日本の法制度上は特に豪雪地帯対策特別措置法に基づき指定された地域を指す。雪国ともよばれる。
概要
編集日本列島の日本海側（北海道・東北地方日本海側〈東北地方太平洋側の青森県南部と岩手県も含む〉、長野県、北陸地方、近畿地方北部、中国地方日本海側）は世界有数の豪雪地帯である（日本海側気候も参照）。人口稠密地帯と豪雪地帯が重なっているのは、世界でも日本の日本海側だけである[1]。
- 日本と世界各都市における降雪量の比較
- 出典：気象庁・気象統計情報、Environment Canada、韓国気象庁
地点 年平均降雪量
（cm）最深積雪記録
（cm）起日 備考 地域 稚内
656 199 1970年2月9日 特別豪雪地帯 北海道 687 231 1958年3月3日 特別豪雪地帯 北海道 500 133 1979年4月1日 豪雪地帯 北海道 487 127 1958年2月13日 豪雪地帯 北海道 378 143 2004年2月23日 豪雪地帯 北海道 686 189 1974年2月27日 特別豪雪地帯 北海道 697 204 1946年3月17日 特別豪雪地帯 北海道 743 138 1987年3月4日 豪雪地帯 北海道 597 169 1939年2月13日 豪雪地帯 北海道 753 208 2012年2月12日 特別豪雪地帯 北海道 221 92 1933年3月29日 豪雪地帯 北海道 162 123 1939年3月9日 豪雪地帯 北海道 201 177 1970年3月17日 豪雪地帯 北海道 426 196 1970年3月17日 豪雪地帯 北海道 148 52 1928年1月7日 豪雪地帯 北海道 138 77 1978年3月11日 豪雪地帯 北海道 211 68 1958年2月13日 豪雪地帯 北海道 1062 312 1970年3月25日 特別豪雪地帯 北海道 676 173 1945年2月19日 豪雪地帯 北海道 546 189 1945年3月17日 豪雪地帯 北海道 330 194 1945年2月26日 豪雪地帯 北海道 381 91 2012年2月27日 豪雪地帯 北海道 1305 311 1982年3月10日 特別豪雪地帯 北海道 275 2005年3月3日 特別豪雪地帯 北海道 1348 269 1988年3月10日 特別豪雪地帯 北海道 1321 248 2013年1月26日 特別豪雪地帯 北海道 627 218 2004年1月22日 豪雪地帯 北海道 514 170 1977年2月15日 豪雪地帯 東北 248 92 1977年2月16日 豪雪地帯 東北 669 209 1945年2月21日 特別豪雪地帯 東北 566 2013年2月26日 特別豪雪地帯 東北 321 91 1984年2月13日 豪雪地帯 東北 148 101 1944年3月12日 豪雪地帯 東北 272 81 1938年2月19日 豪雪地帯 東北 1055 279 2013年2月25日 特別豪雪地帯 東北 69 32 1984年2月28日 豪雪地帯 東北 54 43 1923年2月17日 東北 71 41 1936年2月9日 東北 377 117 1974年2月10日 豪雪地帯 東北 817 236 1974年2月13日 特別豪雪地帯 東北 321 100 1940年2月3日 豪雪地帯 東北 426 113 1981年1月8日 豪雪地帯 東北 1635 414 2013年2月25日 特別豪雪地帯 東北 1372 348 2000年3月1日 特別豪雪地帯 東北 1032 279 1986年2月26日 特別豪雪地帯 東北 948 241 2013年2月25日 特別豪雪地帯 東北 189 80 1936年2月9日 豪雪地帯 東北 28 1945年2月26日 東北 161 74 1946年12月13日 東北 478 115 2010年12月26日 豪雪地帯 東北 1294 341 2013年2月25日 特別豪雪地帯 東北 1247 311 2013年2月25日 特別豪雪地帯 東北 1032 281 1981年2月11日 特別豪雪地帯 東北 16 32 1945年2月26日 関東 14 27 1936年2月5日 関東 28 32 2014年2月15日 関東 451 125 1984年3月21日 豪雪地帯 関東 24 73 2014年2月15日 関東 1180 301 2006年1月26日 豪雪地帯 関東 929 275 2006年1月28日 豪雪地帯 関東 638 162 2014年2月16日 豪雪地帯 関東 22 62 2014年2月15日 関東 67 98 2014年2月15日 関東 8 33 2014年2月9日 関東 37 1945年2月26日 関東 1 17 1936年3月2日 関東 11 46 1883年2月8日 関東 32 1945年2月22日 関東 13 45 1945年2月26日 関東 119 65 1936年2月6日 豪雪地帯 北陸 217 120 1961年1月18日 豪雪地帯 北陸 595 212 1981年1月21日 特別豪雪地帯 北陸 1343 463 1981年2月9日 特別豪雪地帯 北陸 1169 391 1981年2月28日 特別豪雪地帯 北陸 1349 416 2006年2月5日 特別豪雪地帯 北陸 965 363 1981年2月28日 特別豪雪地帯 北陸 1180 358 2006年1月28日 特別豪雪地帯 北陸 966 350 1984年3月8日 特別豪雪地帯 北陸 635 377 1945年2月25日 特別豪雪地帯 北陸 620 309 1985年1月30日 特別豪雪地帯 北陸 1172 362 1984年3月1日 特別豪雪地帯 北陸 383 208 1940年1月30日 豪雪地帯 北陸 341 225 1963年1月27日 豪雪地帯 北陸 201 110 1945年1月18日 豪雪地帯 北陸 281 181 1963年1月27日 豪雪地帯 北陸 588 308 1981年1月17日 特別豪雪地帯 北陸 523 246 1981年1月17日 特別豪雪地帯 北陸 286 213 1963年1月31日 豪雪地帯 北陸 502 262 1981年1月15日 特別豪雪地帯 北陸 488 244 2011年1月30日 特別豪雪地帯 北陸 224 196 1981年1月15日 豪雪地帯 北陸 29 114 2014年2月15日 甲信 103 143 2014年2月15日 甲信 338 1989年4月27日 甲信 1177 353 1984年3月22日 特別豪雪地帯 甲信 854 257 1984年2月9日 特別豪雪地帯 甲信 668 187 1980年12月28日 特別豪雪地帯 甲信 263 80 1946年12月11日 豪雪地帯 甲信 136 99 2014年2月15日 甲信 80 80 1946年3月3日 甲信 106 69 2001年1月27日 甲信 57 56 2001年1月27日 甲信 47 58 1936年2月1日 東海 473 128 1981年1月8日 豪雪地帯 東海 1055 297 2006年2月9日 特別豪雪地帯 東海 854 279 1981年1月13日 特別豪雪地帯 東海 219 2005年12月14日 特別豪雪地帯 東海 28 1945年2月26日 東海 0 10 1945年2月25日 東海 27 1907年2月11日 東海 16 49 1945年12月19日 東海 53 1995年12月26日 近畿 7 26 1951年2月14日 近畿 37 1951年2月14日 近畿 572 249 2011年1月31日 特別豪雪地帯 近畿 1182 1927年2月14日 豪雪地帯 近畿 213 83 2005年12月27日 豪雪地帯 近畿 104 93 1918年1月9日 近畿 291 105 1984年2月10日 豪雪地帯 近畿 206 83 1984年2月10日 豪雪地帯 近畿 190 74 1982年1月30日 豪雪地帯 近畿 19 41 1954年1月26日 近畿 3 18 1907年2月11日 近畿 312 186 1936年2月3日 豪雪地帯 近畿 240 140 1985年1月14日 豪雪地帯 近畿 205 2012年2月18日 豪雪地帯 近畿 190 80 2000年2月17日 豪雪地帯 近畿 2 17 1945年2月25日 近畿 2 40 1883年2月8日 近畿 214 129 1947年2月22日 豪雪地帯 中国 1003 302 2012年2月19日 豪雪地帯 中国 133 89 2011年1月1日 豪雪地帯 中国 103 94 1963年2月2日 豪雪地帯 中国 88 100 1971年2月4日 中国 93 107 1962年1月27日 中国 53 1982年1月17日 中国 466 152 2011年1月31日 豪雪地帯 中国 420 139 1984年2月9日 豪雪地帯 中国 3 26 1945年2月25日 中国 50 40 2003年12月20日 豪雪地帯 中国 522 137 2011年1月17日 豪雪地帯 中国 377 97 2005年12月24日 豪雪地帯 中国 24 1984年1月31日 中国 582 166 2005年12月24日 豪雪地帯 中国 12 31 1893年1月5日 中国 592 207 2011年2月13日 豪雪地帯 中国 27 1978年2月16日 中国 23 37 1996年2月10日 中国 4 39 1900年1月26日 中国 4 42 1907年2月11日 四国 292 1984年2月1日 四国 3 19 1984年1月31日 四国 2 34 1907年2月11日 四国 1 14 2022年12月23日 四国 23 1975年2月23日 四国 4 30 1917年12月30日 九州 6 21 1959年1月17日 九州 4 17 2016年1月24日 九州 64 1963年1月26日 九州 128 123 1963年2月4日 九州 2 13 1945年2月7日 九州 27 1963年1月24日 九州 2 15 1997年1月22日 九州 39 1963年1月9日 九州 0 3 1945年1月24日 九州 4 29 1959年1月17日 九州 京城
31 1922年3月24日 44 1922年3月23日 37 2005年3月6日 124 1969年2月26日 103 2011年2月15日 138 1990年2月1日 189 1989年2月26日 95 1998年1月16日 44 1969年1月31日 294 1962年1月31日 55 1953年1月18日 49 2004年3月5日 56 1946年12月10日 42 2008年1月1日 38 1963年1月25日 モントリオール
218 102 1971年3月12日 316 165 1976年2月23日 236 135 1993年3月14日 133 65 1999年1月15日 48 61 1971年1月15日 322 180 2001年2月9日 294 135 1971年3月12日 362 226 1969年1月10日 312 156 1956年2月13日 シラキューズ
308 120 1958年2月19日 242 114 2001年12月30日 243 114 2001年12月30日 151 119 56 67 1947年12月27日 106 81 1996年1月10日 49 71 1996年1月8日 102 66 1978年1月22日 46 76 1899年2月13日 37 87 1899年2月14日 504 154 83 110 74 155 66 102 2013年2月10日
豪雪地帯対策特別措置法に基づく豪雪地帯
編集日本の豪雪地帯対策特別措置法は、「積雪が特にはなはだしいため、産業の発展が停滞的で、かつ、住民の生活水準の向上が阻害されている地域」（第1条）のうち、「国土交通大臣、総務大臣及び農林水産大臣」が「前条に規定する地域について、積雪の度その他の事情を勘案して政令で定める基準に従い、かつ、国土審議会の意見を聴いて、道府県の区域の全部又は一部を豪雪地帯として指定する」（第2条第1項）と定義している。
さらに同法は、「国土交通大臣、総務大臣及び農林水産大臣」は、豪雪地帯のうち「積雪の度が特に高く、かつ、積雪により長期間自動車の交通が途絶する等により住民の生活に著しい支障を生ずる地域」について「国土審議会の議決を経て国土交通大臣、総務大臣及び農林水産大臣が定める基準に従つて、豪雪地帯として指定された道府県の区域の一部を特別豪雪地帯として指定する」（第2条第2項）としている。
これらの指定において、同法では「国土交通大臣、総務大臣及び農林水産大臣は、豪雪地帯又は特別豪雪地帯の指定をしたときは、これを公示しなければならない」（第2条第3項）としている。
本法により豪雪地帯（および特別豪雪地帯）の指定を受けた地域においては、道府県豪雪地帯対策基本計画が策定、適用され、交通通信、農林業、義務教育、医療などにおいて、積雪期のこれら機能の維持対策が施行される。
豪雪地帯（および特別豪雪地帯）の指定基準
編集「豪雪地帯対策特別措置法」に基づく「豪雪地帯」あるいは「特別豪雪地帯」の地域指定については、それぞれ、同法の下位政令である「豪雪地帯の指定基準に関する政令」に定める基準（以上、豪雪地帯の指定）あるいは同法第2条第2項に基づき国土審議会の議決を受けた「特別豪雪地帯の指定基準」（以上、特別豪雪地帯の指定）に基づいて行われる。
- 豪雪地帯の指定基準に関する政令
- 本政令では、豪雪地帯の指定基準について以下のように規定している。
- 豪雪地帯対策特別措置法第二条第一項の指定は、国土交通省令・総務省令・農林水産省令で定める期間における累年平均積雪積算値が五千センチメートル日以上の地域（以下「豪雪地域」という）の存する道府県又は市町村で次の各号のいずれかに該当するものの区域について行うものとする。
- その区域の三分の二以上が豪雪地域である道府県又は市町村
- その区域の二分の一以上が豪雪地域であり、かつ、当該道府県の道府県庁が所在する市の区域の全部又は一部が豪雪地域である道府県
- 当該市町村の市役所若しくは町村役場又は当該市町村の区域内に存する施設で国土交通省令・総務省令・農林水産省令で定めるものが豪雪地域内にある市町村
- その区域の二分の一以上が豪雪地域であり、かつ、当該市町村の境界線の延長の三分の二以上が前三号の一に該当する道府県又は市町村に接している市町村
- 特別豪雪地帯指定基準
- 1971年（昭和46年）、国土審議会は「豪雪地帯対策特別措置法」に基づき特別豪雪地帯指定基準を議決した。その後1979年（昭和54年）には基準判定に用いる気象統計情報の観測年数・時期等を修正する改定を議決した。本基準は、第一号要件「積雪の度の要件」と第二号要件「積雪による住民の生活の支障の要件」から成る。
豪雪地帯（および特別豪雪地帯）の指定地域
編集2016年（平成28年）4月1日の時点において、日本の国土の約半分である約19.2万平方キロメートル、自治体数にして24道府県532市町村（198市、274町、60村、全国の約31%）、人口約1901万人（日本の全人口の約15%）が豪雪地帯の指定を受けており、その範囲は北海道・北東北・日本海沿岸部および本州を縦断する山地部に亘る。中国地方西部の島根県においては、山地部のみが豪雪地帯指定を受け日本海沿岸部はその指定地域外となっている[2]。
これら豪雪地帯のうち、特別豪雪地帯指定を受けている地域は、国土の約20%である約7.5万平方キロメートル、自治体数にして201市町村（68市、104町、29村、全国の約12%）、人口約301万人（日本の全人口の約2.4%）となっている[2]。
豪雪地帯・特別豪雪地帯に指定された地域には除雪や交通・通信の確保、地域の振興などのための豪雪地帯対策基本計画が定められ、行財政上の特別の配慮が行われる。
以下は2020年（令和2年）4月1日時点において特別豪雪地帯・豪雪地帯の指定地域である[3]。豪雪地帯が分布している都道府県はほとんど日本海側であり、太平洋に面する都道府県で全域が豪雪地帯に指定されているのは北海道、青森県、岩手県の3道県のみ。
特別豪雪地帯に指定されている地域が存在するのは、北海道・青森県・岩手県・秋田県・宮城県・山形県・福島県・群馬県・新潟県・長野県・岐阜県・滋賀県となっている。豪雪地帯に指定されている地域が存在するのは上記の道県に加え、栃木県・山梨県・静岡県・京都府・兵庫県・鳥取県・島根県・岡山県・広島県となっており、茨城県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・愛知県・三重県・奈良県・大阪府・和歌山県・山口県・四国地方・九州地方・沖縄県には豪雪地帯に指定されている地域が存在しない。
また、政令指定都市では、札幌市・新潟市が全行政区で、仙台市・静岡市・浜松市が一部の区で豪雪地帯に指定されている（特別豪雪地帯に指定されている政令指定都市はない）。
※ 太字は政令指定都市（特に記載のないものは全行政区）。
世界の豪雪地帯
編集世界の豪雪地帯としては、カナダのブリティッシュコロンビア州・アラスカ州パンハンドル部からワシントン州、オレゴン州、カリフォルニア州にかけてのロッキー山脈西部、アメリカ合衆国のエリー湖南岸、ロシアのカムチャツカ半島、チリのアンデス山脈、ノルウェーの西海岸、トルコからジョージアにかけての黒海南東岸山岳地帯、イラン西部の高地、天山山脈西部などがあげられる。また、中東では突発的な豪雪になることがあり、イスラエルのエルサレム[4]でも1920年1月9 - 11日には1m以上の積雪記録が残っているほか、ヨルダンのアンマンやシリア北部、イラク北部なども積雪量が多くなる。
北アメリカ
編集北アメリカ大陸の西部ではロッキー山脈から海岸部にかけての地域で雪が多い[5]。また、北米大陸の東部ではラプラドル高原から五大湖にかけての地域が多雪地帯となっている[5]。
カナダ西部には豪雪地帯があり、太平洋気団からもたらされる気流の山越えが豪雪の主たる要因になっている[5]。また、カナダ東部にも豪雪地帯があり、北極から南下してくる寒気と、太平洋の暖流とともに北上してくる湿潤な暖気が豪雪の要因になっている[5]。
ワシントン州のレーニア山、ベーカー山周辺などのカスケード山脈は世界屈指の豪雪地帯である。ベーカー山の1998 - 1999年の年間降雪量は1140インチ（2895.6cm）であり、これは世界一の記録である[6]。またカナダの大西洋側からニューイングランド山地部も豪雪地帯である[7]。
五大湖の南東岸の一帯はスノーベルトと呼ばれる豪雪地帯が広がるが、これはカナダの内陸部から吹く冷たい風が五大湖の上を通る際に大量の水蒸気を含み、湖の南側、特に山岳地帯に大雪を降らせるためである（湖水効果雪と呼ばれる）。山岳地帯で雪を降らせた後は、風下の中西部や東海岸ではそれほどの大雪が降ることはない。東海岸のボストン、ニューヨーク、ワシントンD.C.などにけかけての地域も低気圧（ノーイースター）による50 - 80センチ程度の局地的な大雪となることがあるが、普段は雪はそれほど多くはない。
脚注
編集- ^ 世界一の「豪雪国」、日本の現実
- ^ a b “豪雪地帯・特別豪雪地帯の指定（令和2年4月1日現在）”. 国土交通省. 2021年1月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月28日閲覧。
- ^ “豪雪地帯道府県別市町村数”. 国土交通省. 2020年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月28日閲覧。
- ^ 倉嶋厚『世界気候誌.1（アジアの気候）』 p118
- ^ a b c d 三寺光雄『第三の災害』東京堂出版、1976年、42頁。
- ^ NOAA: Mt. Baker snowfall record sticks
- ^ “アメリカの年間降雪量分布図”. Template:Cite webの呼び出しエラー：引数 accessdate は必須です。[リンク切れ]