警察日記
『警察日記』(けいさつにっき)は、1955年(昭和30年)2月3日公開の日本映画である。日活製作・配給。監督は久松静児、主演は森繁久彌。モノクロ、スタンダード、111分。
警察日記 | |
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監督 | 久松静児 |
脚本 | 井手俊郎 |
原作 | 伊藤永之介 |
製作 | 坂上静翁 |
出演者 |
森繁久彌 三國連太郎 二木てるみ 岩崎加根子 三島雅夫 |
音楽 | 團伊玖磨 |
撮影 | 姫田真佐久 |
編集 | 近藤光雄 |
製作会社 | 日活 |
配給 | 日活 |
公開 | 1955年2月3日 |
上映時間 | 111分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
次作 | 続警察日記 |
1952年(昭和27年)に刊行された伊藤永之介の同名小説を映画化した作品で[1]、会津磐梯山麓の小さな町(劇中では横宮町という架空の土地。現在の猪苗代町大字川桁周辺であるが、ロケ地は現在の本宮市)を舞台に、警察官とその町に暮らす人々のエピソードを描く。森繁はこの作品で第10回毎日映画コンクール男優主演賞を受賞した他[1]、第29回キネマ旬報ベスト・テン第6位。
スタッフ
編集出演者
編集- 吉井巡査部長:森繁久彌
- 岩太:伊藤雄之助
- 花川巡査:三國連太郎
- 村田老人:東野英治郎
- 藪田巡査:宍戸錠
- 労働基準署員・紅林:多々良純
- 倉持巡査部長:殿山泰司
- 石割署長(警視):三島雅夫
- 杉田モヨ:杉村春子
- 掬水亭の内儀・ヒデ:沢村貞子
- 二田アヤ:岩崎加根子
- 桃代:小田切みき
- セイ:千石規子
- ユキ子の母・シズ:坪内美子
- タツ:飯田蝶子
- 赤沼主任(警部補):十朱久雄
- 緑川大三郎:富田仲次郎
- 林幹
- 三木のり平(未出演)
- 金子主任:織田政雄
- 丸尾通産大臣:稲葉義男
- 金次:三島謙
- 飯岡熊太郎:左卜全
- 孤児収容所主事:加原武門
- 労働基準署員・黒川:高品格
- 助役:山田禅二
- 桂太郎:光沢でんすけ
- 河上信夫
- 岩太の父親・千代松:片桐常雄
- 駅長:伊丹慶治
- 高谷重四郎:天野創次郎
- 職業安定所所長・松木:福原秀雄
- 掬水亭・マツ:三好久子
- バー八千代の女将:田中筆子
- 伊藤巡査:深江和久
- ユキ子:二木てるみ(劇団若草)
- セイの子・竹雄:香川良久(劇団若草)
エピソード
編集続警察日記
編集続警察日記 | |
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監督 | 久松静児 |
脚本 | 井手俊郎 |
原作 | 伊藤永之介 |
製作 | 坂上静翁 |
出演者 |
伊藤雄之助 大坂志郎 二木てるみ 新珠三千代 三島雅夫 |
音楽 | 伊福部昭 |
撮影 | 姫田真佐久 |
編集 | 近藤光雄 |
製作会社 | 日活 |
配給 | 日活 |
公開 | 1955年11月16日 |
上映時間 | 119分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
前作 | 警察日記 |
『続警察日記』(ぞくけいさつにっき)は、1955年(昭和30年)11月16日公開の日本映画である。日活製作・配給。監督は久松静児。モノクロ、スタンダード、119分。
スタッフ
編集- 監督:久松静児
- 製作:坂上静翁
- 原作:伊藤永之介
- 脚本:井手俊郎
- 撮影:姫田真佐久
- 照明:岩木保夫
- 録音:中村敏夫
- 美術:木村威夫
- 音楽:伊福部昭
- 編集:近藤光雄
出演者
編集- 神成係長(警部補):伊藤雄之助
- 田代刑事:大坂志郎
- 柴田キサ:新珠三千代
- 桃子:芦川いづみ
- 花村浩二:三國連太郎(特別出演)
- 岩熊署長(警視):三島雅夫
- 赤松消防団長:殿山泰司
- 斎藤刑事部長:河野秋武
- 蛭川大五郎:市村俊幸
- 川越巡査:安部徹
- 若山巡査:三島耕
- 駒田亀七:左卜全
- 早船記者:金子信雄
- 巫女:日高澄子
- お金婆さん:飯田蝶子
- 千代:小田切みき
- ヨネ:高田敏江
- リキ:新井麗子
- お芳:藤代鮎子
- 上田八重子:北林谷栄
- 柿崎次席(警部):深見泰三
- 柴田彌六:鶴丸睦彦
- 議長:林幹
- 倉平:織田政雄
- 運吉:清水一郎
- 長吉:加藤春哉
- 老医師:大友純
- 金子巡査:片桐常雄
- 町会議員:加原武門
- 石蔵:高品格
- 町長:伊丹慶治
- 山田金次:河上信夫
- 松戸甚助:三島謙
- 受付の巡査:深江章喜
- 柴田フヨ:二木てるみ(劇団若草)
- 金一:香川良久(劇団若草)
脚注
編集- ^ a b “デジタル大辞泉プラス「警察日記」の解説”. Kotobank. 2022年8月4日閲覧。
- ^ 『テレビドラマと日本人の記憶』中町綾子/著 2010.12 メディアファクトリー など