襲髄命
古墳時代の豪族・出雲国造の一人
襲髄命(かねすねのみこと)とは、古墳時代の豪族・出雲国造の一人。
時代 | 古墳時代 |
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生誕 | 不明 |
死没 | 不明 |
別名 | 一説に野見宿禰 |
官位 | 出雲国造 |
氏族 | 出雲氏 |
父母 | 父:宇迦都久怒命 |
兄弟 | 比和耳命 |
子 |
来日田維穂命 三島足奴命 櫛万呂足尼命 乙名久志媛命 岐多志古命 |
概要
編集初代国造である父の宇迦都久怒命に次いで、二代目の国造となる。一説に野見宿禰と同一人物とするものもあるが[1]、両者は父子兄弟が異なる全くの別人であり同史料は他に類を見ない特異なものである。
脚注
編集参考文献
編集- 北島斉孝 編『出雲国造系統伝略』北島斉孝、1898年7月。doi:10.11501/777444。
- 千家武主 謹編『出雲國造傳統略』千家武主、1882年4月。 NCID BA55648765。
- 宝賀寿男 編著『古代氏族系譜集成』古代氏族研究会、1986年4月。 NCID BN00924708。
- 宝賀寿男『古代氏族の研究⑯ 出雲氏・土師氏─原出雲王国の盛衰』青垣出版、2020年8月。ISBN 978-4-434-27825-9。