生駒山地
大阪平野と京都盆地・奈良盆地とを隔てる山地
生駒山地(いこまさんち)は、大阪平野と京都盆地・奈良盆地とを隔てる丘陵性の山地である。河内国と山城国・大和国との国境、大阪府と京都府・奈良県の府県境のそれぞれ一部をなしている。主峰は生駒山。一部が金剛生駒紀泉国定公園に指定されている。
生駒山地 | |
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所在地 | 大阪府・京都府・奈良県 |
位置 | 北緯34度40分42秒 東経135度40分44秒 / 北緯34.67833度 東経135.67889度 |
最高峰 | 生駒山(642 m) |
延長 | 35 km |
幅 | 5 km |
プロジェクト 山 |
地理
編集生駒山地の範囲は八幡市の男山丘陵を北端とし、交野山(341m)、飯盛山(314m)、主峰の生駒山(642m)、高安山(487m)、信貴山(437m)を経て大和川に至るおおむね南北35km余り、東西5kmほどの地域である。標高300〜400m程度の山が連なるなだらかな山地であるが、西側(大阪府側)では東側(奈良県側)と比べて傾斜がきつくなっている傾動地塊として知られている。
主な山
編集交通
編集南北に細長い形状の山地であり、古くから大阪(難波)と奈良(平城京)の交通の要衝であるため、東西方向に多くの道が横断している。
→詳細は「奈良街道」を参照
主な道路および峠
編集特色
編集大阪中心部より10〜20km程度の大都市近郊に位置するため、レジャー施設などが各所に点在している。京阪奈丘陵地域は関西文化学術研究都市に指定され、多くの研究施設が立地している。